受験生と伴走⑭ 10連休は勉強を進めるチャンス!
受験生と伴走⑭ 10連休は勉強を進めるチャンス!

土曜日に更新する予定が遅れてしまって申し訳ありません。GW前からの風邪をこじらせてしまい、時間がかかってしまいました。

さて、10連休はどのようにお過ごしでしょうか?天皇の退位ならびに、新天皇の即位に関する報道があり、それを見ていたという人も多いでしょう。また、平成と令和を表す記念をゲットした人もいるのではないでしょうか?

令和始まって、最初の受験生となる皆さんは、この日を忘れずに勉強に励みたいところですね。さて、今回はこの10連休を有効活用する方法について考えていきましょう。
宿題をきちんと終わらせよう
今年は休みが10日もあるので、学校から宿題を出された人も多いのではないでしょうか?私の授業でも受験生クラスは課題を出しました。基礎的なことを繰り返し行ってきたので、少しまとまった時間でやってほしいことを課題にしました。
二通りの課題の出方があるかと思います。私と同じような発想で、過去問や過去問と同じような分量の演習をしてほしいという意図で出題している場合です。この場合はまとまった時間をとって、時間を計測して解いたほうが良いでしょう。
一方、基礎的な知識習得を狙って出題される場合があります。高校1,2年生で習う事柄を復習するものが多いです。この場合も必要な事柄となりますので、きちんと終わらせておきましょう。
どちらの場合も、時間を区切って行うようにしましょう。だらだらとすると時間を大きく浪費してしまいます。数時間で終わらせてしまいましょう。
授業の遅れを取り戻すチャンス
宿題以外で取り組みたいことといえば、授業での遅れを取り戻すチャンスということです。3年生が始まって1か月経っていませんが、どんどん遅れていることはありませんか?例えば、復習が追い付いていない人いませんか?まだそれほど溜まっていないので、今のうちにやってしまうといいでしょう。
他にも、「予習」を溜めておくチャンスです。高校3年生になると減ってくるかもしれませんが、ノートを準備しておく系の予習がある人は、この期間にある程度写してしまっておくといいでしょう。英語の本文や古典の本文が当てはまるかもしれませんね。
それ以外にも、一度家で解いておいて、授業で解説を聞くタイプの場合も、先にやっておくことが有効になるでしょう。あまりにも先の分まで解いてしまうと忘れてしまうと思いますので、ある程度にしておきましょうね。
暗記系をこなしておく時間
受験勉強の中でどうしても外せないのが暗記系です。取り組んでいく中で覚えていくことができればいいですが、なかなかそうもいきません。短期的(1年以内)で突破しようとする人は、最低限の暗記からは逃れられません。
そのため、平日に暗記系をやっていく必要があるのですが、なかなか継続して続けるのが難しいという人がいるでしょう。そういう人こそ、この休みがチャンスです。
英語は1500個を覚えるとすれば、50個ずつ覚えたとして30日かかります。1周目で完璧にするのは難しいので、2,3周する必要があります。そのため、いかに1周目を早く終わらせるかにかかわってきます。この10連休で50個ずつ覚えたとすると、1/3をクリアできることになります。これはかなり大きいですよ。
古文単語に関しては500個くらいなので、この10連休で1周することが可能なのです。学校がないので、暗記系に時間を多く費やせますので、両方を同時進行することが可能でしょう。これほど大きなチャンスはありません。
こう考えていくと、この10連休をいかにうまく使うかで、明暗が分かれてしまうかもしれませんね。
さいごに
さて、今回は三つの視点でこの10連休について書いてみました。
- 宿題を終わらせる
- 予習・復習をしておく
- 暗記系をこなしておく
これらのことができていると、大きなアドバンテージになるでしょう。
もちろん、まだまだクラブ活動が盛んな場合もあると思いますが、時間を見つけて取り組めるようにしておきましょうね。