受験生と伴走㊵ センター試験の過去問の傾向と対策!




受験生と伴走㊵ センター試験の過去問の傾向と対策!

 

majime
マジマナ

今月は過去問対策の特集をお送りしています。

 

majime
マジマナ

今回はセンター試験の過去問の傾向と対策について確認しておきましょう!

 

 

センター試験は安価で良質な問題が豊富!

センター試験は2020年度で最終を迎えます。2021年度からは「大学入学共通テスト」に変わって記述問題が入ってくるとされています。英語では外部検定試験を導入しようとしましたが、延期が発表されたばかりです。

 

最後のセンター試験なので、過去問を買うのはもったいないと考える人がいるかもしれませんが、センター試験は他の大学の過去問と比べると安価です。各大学の過去問(通称赤本)は、1冊2000円前後します。有名大学であれば大手予備校が教科ごとに分けて取り扱っているところもあります。センター試験の過去問は1冊1000円しません。手元にある国語だと880円+税です。

 

問題数も非常に豊富です。各大学の過去問は2~5年分の問題しか載っていません。学部の多い大学では分冊になっています。同じ大学の問題を全て揃えようとしたり、同系列の学部の他大学の問題を集めようとしたりすると、数冊必要になるので、1万円近く掛かってしまうでしょう。それで手に入るのは数問です。

 

ところが、センター試験の過去問は880円で手に入ります。問題数も20題以上あります。複数教科に分かれているので、別々に買えばそれなりに予算はかかりますが、国・英・数1A・2B、理科(最大2つ)、地歴、公民があります。8つあるので、880×8で7000円程度となります。もちろん、これだけの量を揃えても全てやりきるのは到底不可能です。全教科パックの過去問題集もありますので、そちらを利用すれば1000円ちょっとで収まってしまいます。

 

このように、値段と量を比べてもセンター試験はかなりお得なのです。

 

問題の質についても、非常に優秀です。毎年若干の難易度の変化はありますが、受験者数が多いので、それなりに安定した点数に収まるように作られています。各大学の問題は、その大学に来てほしい受験生をふるいにかけるわけですから、問題に偏りがあります。特に私立大学であれば、社会の問題で大学の創設者に絡む問題が出るといったパターンがあることもあります。

 

しかし、センター試験は多くの受験生が受験し、各大学の合格判定に使われる試験です。問題の傾向に偏りがないか、出題ジャンルに偏りがないかといった風に、非常に配慮して作られています。センター試験の作成者は定期的に人を入れ替えて作られていますので、様々な工夫がされています。

 

完璧とは言えませんが、入試問題としては非常に優秀な作りであり、各教科の能力を測るためにバランスよく作られています。そのため、1年だけ過去問を解くというよりも、数年通して解くと、自身の弱い部分が見えてくるようになっているので、良質な問題といえるでしょう。

 



過去問の傾向

センター試験は長い歴史がありますので、傾向の分析は様々なところでなされています。過去問を買うと、傾向について書かれているページがあるので、参考にすれば良いと思います。

 

基本的にはある特定の固まりの中から、バランス良く出題されるという方針がありますので、出来ないところを一つずつ出来るようにしていくと得点につながりやすいです。特に数学は範囲が狭いので、センター試験対策がしやすい教科と言えるでしょう。逆に国語は「評論、小説、古文、漢文」ということは決まっていますが、それぞれのジャンルや時代といったものを読み取るのは難しいので、対策を立てにくいかもしれません。

 

数学以外にも、社会や理科に関しては、どの分野が出題されたかの一覧が載っています。これを見れば、出やすい分野が分かりますので、まずはその分野から出来るようにしておくと、本番で出題される可能性が高いといえるでしょう。(あくまで順番であって、大方の範囲を勉強する必要があります)

 

ということなので、実際に解いてみて傾向を掴むのではなく、過去問を手に入れてさっさと読んでしまいましょう。

 



過去問対策

傾向を掴むことが出来たら、今度は対策です。基本的には過去問を解くことになるでしょう。数年、2,3年の問題を実力チェックで解いてみるといいでしょう。それで何点になるかを記録しておきます。まずはここがスタートラインです。平均を出しておきましょう。

 

次に、最初に解いた問題で出来なかった問題を復習しましょう。復習するついでに同じ分野の他の知識や情報を一緒に整理しておきます。全く同じ問題ということはありませんから、周辺知識と絡めておくのです。

 

その復習の中で、どうしても出来ないものやなかなか定着しないものは、センター試験の出題一覧を見て、同じ分野の問題を連続で解いてしまいましょう。例えば、古典の敬語がよく分からないのであれば、出題一覧から「敬語」問題が出題されている問題だけを先にやってしまうのです。他の部分はさておき、とにかく同じジャンルの問題を解いてしまいましょう。他の教科でも同じやり方が通用しますので、やってしまいます。

 

各教科それが出来たら、また1年分問題を解いてみましょう。もちろん、やった問題が含まれるかもしれませんが、それで構いません。理解して解けるようになっていれば、本番でも解けるわけですから、正解にして良いのです。

 

あくまで過去問対策というのは、本番で出来るようにするためのものですから、過去問をやったときに何点取れるかを測るものではないことを心にとめておいてください。

 



苦手な教科ほど過去問が必要

苦手な問題を潰していく作業をするので、苦手な教科ほどたくさんの問題が必要になります。得意教科は全教科セットになっているパックでやってしまうか、学校の進路指導室で過去問を借りてコピーするといいでしょう。苦手な科目はどんどん潰していく必要があるので、過去問を購入しておいた方が、手間が省けます。880円は10円コピーで88回分です。見開きでコピーしても176ページ分にしかならず、センターの過去問ではあっという間になくなってしまいます。

 

それと、苦手な教科が社会や理科の場合、センターの過去問の解説が非常に優秀です。周辺知識をまとめた表などが載っていることが多く、それらを何度も書き写しておくと、頭に入って、次に使えます。私は小さなノートを買ってきて、そこに写しておきました。いつでも隙間時間に見直して頭にインプットしました。ポケットに入るサイズはどこでも活用できます。

 

さまざまな工夫の仕方がありますが、できるようになればいいので、何度も見直せるようにしてしまいましょう。センター試験の過去問の弱点は、分厚さと重さです。毎日持ち運ぶわけにはいきません。持ち運んだとしても1冊が限界でしょう。バラバラに切り裂いておく手もありますが、無くなる恐れがあるので、家で解いてから覚えないといけないことをノートにメモしておいて、学校の隙間時間で覚えておくというリズムでやっておくと良いかもしれません。

 




 

さいごに

センター試験の過去問は非常に優秀です。新しいテストに変わっても、基本の方針は変わらないでしょうから、過去問が無意味になることはないと思われます。少なくとも理科と社会はほとんど同じでしょう。

 

これから学習指導要領も変わりますので、大学入試も変わると言われていますが、大きく急な変化はありません。小さな変化でも傾向と対策をきちんとやった受験生に取れば、大きな変化です。

 

私が受験生だった頃、英語の第一問の出題方法が変わりました。まるっきり違う問題となっていて、私は配られた冊子が間違えられたのかと思いました。教室でどこからともなく、ざわめきが起きたことを覚えています。それも私たちがゆとり第一世代で入試が変わったからです。

 

私にとってはラッキーでした。旧式の問題はいくらやっても上達せず、諦めていたからです。ところが、新傾向の問題は丸暗記ではなく、意味を考えれば解ける問題になっていたので、私にとっては楽になったのでした。

 

問題の傾向が変わることは大いにあるので、絶対に傾向に従うわけではありませんが、スピードが要求されるセンター試験では、ある程度傾向を掴んでおいて、時間を短縮する必要はあるのです。

 

諦めずに過去問対策に取り組んで、合格を勝ち取りましょうね!

 

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