受験生と伴走㊶ 国公立2次試験過去問の傾向と対策!




受験生と伴走㊶ 国公立2次試験過去問の傾向と対策!

 

majime
マジマナ

今月は過去問の使い方をお送りしています。

 

majime
マジマナ

今回は国公立大学の2次試験の過去問の傾向と対策を考えていきます。

 

 

国公立試験の過去問題は数年分

国公立大学の過去問(通称赤本)は、私立大学の過去問と同じく2000円前後します。多くの学部を設置している大学は文系と理系という風に分冊になっている場合があります。また、前期日程と後期日程があり、受験する大学が異なる場合が多いので、前期1冊、後期1冊という形になるでしょう。

 

国公立大学の過去問も私立大学と同じく、2~5年の過去問が載っています。こちらもセンター試験に比べると随分と問題数が少なくなりますので、非常に貴重な問題となります。

 

国公立大学の過去問が手に入りにくいことは有名で、また、類似の問題を他大学から探すのも難しいです。記述式の問題が多く、なかなか同じような傾向を探すのが難しいのです。そのため国公立大学を受ける人は、受験する年度に発売された赤本よりも以前に発売された赤本を入手する必要があります。

 

最も利用しやすいのは、学校の進路指導室です。赤本を毎年購入している場合、前年度やそれ以前の赤本を処分する場合があります。持って帰っても良いとしている場合、無料で手に入れることが出来ます。また、処分ではなく保管している場合は、進路指導の先生に頼んで借りておき、コピーを取っておくとよいでしょう。

 

塾や予備校を利用している人は、資料室に揃っていると思われます。同じように利用しておくとよいでしょう。

 

このようにまずは問題を入手することが一つ目の課題となります。今からでも遅くはありません。すぐに入手するようにしてください。

 



国公立大学の傾向と分析

国公立大学の傾向は千差万別なので、受験校の傾向と分析をしっかりと見ておく必要があります。赤本の傾向と対策のところは大いに参考になるので、しっかりと読んでおきましょう。

 

ただし、記述問題は非常に高度な技術が必要です。出来なかった場合の原因の特定が非常に難しいのです。文章を正しく理解できないことによるミスなのか、知識が無いことによるミスなのか、知識はあるけれど解答に必要な知識を引き出せなかったことによるミスなのか・・・と原因が多岐にわたります。

 

赤本に載っているおすすめの勉強法も役に立ちますが、原因によって取り組むべきことが異なりますので、ご自身の状況に合わせて取り組むようにしましょう。

 



自己採点をどうするか

記述式の問題を解いた後、自己採点をどうするかという問題があります。大学入学共通テストでは国語と数学1Aに記述式の問題を取り入れるという話ですが、公平性を保った採点をどうするかという問題を抱えたままです。先日、記述式問題の点数を入試で使わないように検討するというニュースが流れました。(「2次試験で「記述式除外を」 文科省が国公立大に要請検討」https://www.fnn.jp/posts/00427291CX/201911150625_CX_CX

 

国公立大学の場合、各大学で採点しますので、採点基準を決めて数人で採点して照らし合わせれば公平性が担保できます。しかし、大学入学共通テストでは全国から受けるので、数人で採点は出来ません。入試に間に合わせるためには1ヶ月以内で採点し終わらないといけないのです。そうすると、かなりの人数で採点することとなり、どのように採点するのかが問題になるのです。

 

このように公平性を担保した採点というのは非常に難しいことなのです。

 

実際に過去問を解いて、自己採点する際には、客観的にどう見えるのかが大切になります。本人は文章を読んで頭で思ったことを書いているつもりでも、採点者からはそう読み取れない場合があります。そのため自己採点ではどうしても甘めの採点になってしまいます。

 

そこで、次のような二つの方法をとることが出来ます。

 

1つ目は、第三者に採点してもらうことです。学校の先生や塾の先生に採点してもらうと正確ですが、近年の教育現場の状況を考えると、なかなか採点してもらえないかもしれません。最も可能性が高いのは、同級生でしょう。その場合、同じ問題を解いている同級生がいれば、お互いに交換して採点する方法が取れます。お互いに正解の内容が分かっていますので、記述内容がどのような表現になっているか理解することが出来るでしょう。これが最も現実的な方法です。

 

2つ目は、客観的に伝わる文章記述の方法を習得することです。ひたすら書いて練習をして、伝わる文章を書くようにすることです。小論文の受験がある人は、こちらの方法をとると一石二鳥です。記述だけの人は、習得までの時間を考えるとかなり厳しいかもしれません。しかし、この技術は、記述がある科目で必ず役に立ってくるものなので、習得できるのであればぜひ習得したいところです。

 

上記のどちらかの方法をとることが出来れば、先生を頼らなくても勉強することが出来ます。友達や自分だとその場で採点できます。先生に依頼すると数日かかる可能性があるので、勉強効率としては、これらの方法がよいでしょう。

 



さいごに

国公立大学は過去問を手に入れることが最優先課題です。その後、大学によって対策は千差万別なので、赤本の情報を取り入れます。その後、自分自身の課題と照らし合わせて、何をすれば良いのかを判断しましょう。

 

記述対策の勉強方法としては、解いた後、他者に採点してもらうことを取り入れます。もし他者に頼れない場合は、客観的に書く技術を身につけて自分自身で答え合わせをするしかありません。

 

記述問題をたくさん解いていると、たまに解答と全く同じものを書くことが出来るという状況があります。解答の書き方には特有のリズムがありますから、たくさん練習しているうちに書けるようになります。特に国語は、正しい解答を毎回写して理解しておくと、そのうち書けるようになることが多々あります。取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

よかったフォローお願いします!

小論文とは?

小論文とは何か?作文との違いは何か?
どういう場面で使われるのかを説明します!