受験生と伴走㊸ 模試もラスト!
受験生と伴走㊸ 模試もラスト!

12月に入りましたね。いよいよラストスパートの時期です。

模試も12月がラストとなってきます。センター試験系の模試は直前模試ということで最後の最後となってきます。最後の模試の活用方法を確認していきましょう!
目次
センター直前模試
センター試験の模試の最終回を見てみましょう。
河合塾
全統センター試験プレテスト
実施日不明
成績発送12月中旬(恐らく11月末頃実施?)
https://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/zento/lineup/gd3/pre-exam/
東進ハイスクール
センター試験本番レベル模試
実施日 12月15日(日)
成績返却 12月21日(土)
申し込みは12月11日まで可能です。
https://www.toshin.com/exams/center_pr/
駿台予備校
大学入試センター試験プレテスト
実施日 12月15日(日)
成績発送 1月4日(土)(WEB12月28日(土))
申し込みは12月6日(金)まで可能です。
https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/moshi_P/moshi2_PD/1337364966909.html
大手予備校が実施しているものがあります。河合塾だけが少し早いですが、概ね12月中に実施されます。結果は12月中旬から1月上旬にかけてとなります。
センター試験直前に結果が返ってくるのでは間に合わない?
センター試験直前に結果が返ってくる模試の意味はあまりないと言う人がいます。その人たちは、結果が直前に返ってきても対策の立てようがなく、点数が悪ければ気持ちで負けてしまうというのです。
しかし、対策は自己採点をしたときに講じることができるので、結果が返ってきてからというのは、遅すぎます。上記のような考えの人は、やり方そのものを間違えていますので、悪い結果が返ってくるのでしょう。その場合は受けない方が良いかもしれません。
この最終回のセンター模試は、実際の試験での時間配分や起こりうるトラブルに対応できるようにしておくという点で非常に重要です。最終段階に近づいてきた頃に受けるのですから、問題を解くスピードも上がっているはずです。本番で掛かる時間を計るつもりでやってみましょう。
ただし、受験者数は少なくなるので、合格判定はあまり当てになりません。しかし、実際の得点と近い点数が出ますので、参考になります。
メリット
①センター試験直前の弱点対策ポイントが自己採点で分かる。
②本番での時間配分を試せる。
③本番で起こりうるトラブルを想定できる。
④本番での得点と近い得点が期待できる。
以上の観点から、私は受験するのはアリだと考えています。もちろん、1日かかるので、時間のデメリットがあるかもしれませんが、試験を受ける時間と同じだけ、集中して勉強できるのかどうかという疑問があります。また、この時期にセンター試験の模試に時間を割くことが出来ないほど、時間に迫られているとすると、すでに危機的状況なのではないかと思います。
緊張感をもって受験しよう
センター試験直前の模試は本番に近い緊張感があります。最後の最後なので、受ける人はそれなりに意識が高い人ばかりです。しかも、多くは大手予備校に通っている人が多いので、友達同士で受験していることが多いのです。その中、単身で挑むことで、緊張感を経験しながら受験することができます。
センター試験の会場については、現役生は学校ごと、浪人生は住んでいる地域で決まります。また名前の順で並び替えられますので、必ずしも友達と同じ場所で受けられるとは限りません。部屋割りによっては同じ学校の人が一人だけ・・・なんてこともあり得ますので、単身で乗り込み、精神力を鍛えておくといいでしょう。
さいごに
センター試験直前の模試を受験するかどうかについては、賛否両論があります。必要な人は受ければ良いし、必要で無い人は受けなくても良いと思います。結果に後悔しない方を選べばそれ良いと思います。
年末年始に行われる、勉強合宿のような企画がありますが、それはあまり効果がないと私は思っています。それならば、模試で弱点を把握し、着実に対策を練った方がいいでしょう。無理して普段と違う環境で勉強する必要はないと思っています。