公立学校でもできるオンライン授業の3つの方法①

公立学校でもできるオンライン授業の3つの方法

 

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マジマナ

大学や私立学校ではオンライン授業に切り替えていくところがあるようです。

 

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マジマナ

コロナが収束してきて、学校再開の目処が立ってきましたが、第二波がやってきて、いつまた休校になるとも限りません。

 

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マジマナ

自治体によっては、休校になると、すぐにオンラインに切り替えるように指示を出しているところもあるようです。

 

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マジマナ

そこで、これまでの経験からオンライン授業の作成方法を紹介します。

 

 

 

方法1 パワーポイントを使った作成方法

公立学校で最も可能性の高い方法です。パワーポイントを使った作成方法です。

 

用意するモノ

①パワーポイント

②使用データ

③マイク

④原稿(慣れればなくてもできます)

 

公立学校の設備はあまり良いとは言えませんが、Officeは使えるようになっていると思います。現在確認出来ているところで、2016年以降のパワーポイントは作成可能です。(2019はより使いやすくなっています)

 

使うデータを作成したら、コピーを作成しておきましょう。声を録音すると、スライドショー再生で録音が優先して流れてしまいます。授業でも使う可能性のあるデータはコピーをとっておいてください。

 

動画作成方法は、スライドショーのタブをクリックします。その中に、「スライドショーの記録」というボタンがあります。その下の三角をクリックすると、「最初から記録」と「このスライドから記録」が選べると思います。初めての時は、「最初から記録」を選びましょう。

 

 

2016では、記録を開始するための小さなウインドウが開きます。「開始」をクリックした時点で、全画面に切り替わり、スライドごとの録音が始まります。途中から録音したい場合は、「このスライドから」を選んでください。間違って「最初から」を選んでしまうと、録音が上書きされてしまうので注意してください。

 

パワーポイントでの録音はスライドごとになります。アニメーションも同時に録画されますので、クリックで動くように設定しておけば、話しながら画面を動かすことが出来ます。

 

ただし、途中で間違えたからといって、その部分だけ撮り直すことはできません。スライド1枚分は連続で撮らないといけません。よって、1枚のスライドで話す内容が多いと、ミスしたときに撮り直しが大変になりますので、気をつけてください。

 

全ての録音が終わりましたら、「名前を付けて保存」(または、「コピーを保存」)を選んでください。その時に、保存のファイルをMP4形式にすれば、動画ファイルとなって出力されます。

 

 

これで動画の完成です。

 



パワーポイント動画のメリット

この作成のメリットを書いておきます。

 

①必要な道具が少ない。

②省スペースで作成できる。

③編集ソフトが必要ない。

 

まず、道具が少ないです。Officeの入ったパソコンはきっとあるでしょう。学校にも探せばパソコンに接続できるマイクがあると思います。ヘッドセットでも構いません。なかったとしても、電気屋さんですぐに買えるので、事務に頼むか、領収書をもらっておいて精算してもらえばいいでしょう。

 

また、作業スペースも少なくて済みます。パソコンとマイクを置くことができればOKです。ただし、静かな場所にしましょう。

 

さらに、編集ソフトがいりません。スライドごとに撮り直しができますので、そこで完成させていれば、後から編集する必要なく、動画配信をすることが出来ます。

 

 

パワーポイント動画の注意点

この動画作成の注意点を書いておきます。

 

①「最初から記録」や「全ての記録を削除」を間違って押さないように気をつける。

②その場での応用ができない。

③話し方に気をつける。

 

①はやってしまいがちです。「最初から」「全ての」を選んでしまうと、全てに影響を与えてしまいます。すぐに「作業を戻す」を選べば、傷は少なくて済みますが、そのまま録音し続けてしまうと大変なことになってしまいます。

 

②は教員をしている人は分かると思いますが、話をしながら話す言葉を考えることがよくあります。そのため、思い出したことや思いついたことを話したくとも、スライドが固定されていますので、画面と合わなくなってしまいます。その場合は一度止めて、スライドを再編集して対応しましょう。

 

③はスライドの画面だけが表示されているので、普通のテンションで話すと、単調で、暗い感じになります。お通夜のような雰囲気が流れてしまうことも・・・普段よりも少し明るめに話し、緩急や抑揚に気をつけましょう。

 

また、「えー」や「そのー」などの口癖が出てしまうことが多くあります。慣れてくると出ませんが、慣れるまではよく出てきます。そのため、初期の頃は原稿があった方がいいでしょう。

 

目安

この方法は、「取り組みやすい」という点があげられます。ただし、声だけで録音するので、意外と技術が必要となります。また、録音が完成するまでに、何度もスライドごとに撮り直しをすることになると思いますので、思ったよりも時間が掛かります。

 

慣れないうちは、1日かけて10分くらいの動画になるかもしれません。何人かは練習しないとまともなモノが撮れそうにないので、ギブアップしていました。手軽ですが、初期のハードルは高めなので気をつけてください。

 

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