古文の参考書はどうする? たくさんありすぎて選べない!①




古文の参考書はどうする? たくさんありすぎて選べない!①

 

ひかり
ひかり

はあ・・・・・・どうしたらいいんでしょう?

majime
マジマナ

何か悩んでいるようですね。どうかしたんですか?

ひかり
ひかり

古文の勉強をしようと思って、本屋さんに行ったのですが、参考書がたくさんありすぎて選べませんでした。

majime
マジマナ

最近はいろんな人が出しているからね。もはや古文の参考書も飽和状態といえるかもしれないね。

ひかり
ひかり

先生はどんな参考書を使って古文を勉強しましたか?

majime
マジマナ

私は、教科書を中心に文法問題と文章題が載っている問題集かな。あと、いろいろな作品の解説を書いてある参考書を一通り読みましたよ。

林太郎
林太郎

そういえば、先生って参考書マニアだったんですよね?色々やったんじゃないですか?

majime
マジマナ

あ、そうですね。勉強で使ったという意味では数冊ですが、読書として読んだ参考書となると多岐にわたりますね。

ひかり
ひかり

その中でこれがいいって言うのは無かったんですか?

majime
マジマナ

私の頃は今のように乱立する前でしたからね。使える参考書も限られていました。ただし、仕事をする上でも目を通してきたので、状況に応じて使いやすそうだなっていうのはありました。

ひかり
ひかり

ぜひ教えてください。

majime
マジマナ

本当はペースを決めて、それを確認しながら勉強していくものだけど、今回は特別に私が実際に使って指導していた参考書を紹介します。今回は文法にターゲットを絞って紹介しますね。

 

古文文法の参考書はこれだ!

古文文法は高校生の最初の頃からずっと続いて学習していくと思います。ただし、学校の古文は文章読解とセットになっているので、文法が1年または2年続くので、ものすごく多いようなイメージを持たれがちですが、実際には数ヶ月で終わるくらいの分量しかありません。

 

そのため、「基礎→基本→入試レベル」と段階を踏んでやっていくとやりやすくなります。学校用テキストにもレベルがあるのですが、全体の中央に合わせられるので、個人個人の能力に合っているかどうかわかりません。個人の力に合わせたければ、個人的に購入してレベルアップしていくことをお勧めします。

 

基礎レベル

①基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル(旺文社・799円)


目安は1ヶ月でやりきりましょう。説明がとても分かりやすく、練習問題もほとんどが基礎的な問題です。上段に解説が載っていますので、それを読んで、そのまま視線を下に落とせば出来ます。知識の使い方を学ぶと同時にある程度の知識習得ができます。完全な初心者向けです。いきなり100%覚える必要はありませんので、さっさとやってしまうのがポイントです。

 

基本レベル

②ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(河合塾シリーズ・756円)


こちらは1ヶ月半くらいでやりきりましょう。説明が少し難しくなります(といっても教科書よりは簡単)。受験の基礎となっていますので、受験で良く出てくるポイントをまとめてくれていますし、注意点がそのまま問題を解く際の着眼点になっているので、非常に作りが良い問題集です。

 

右のページが開設と簡単な問題。左のページがしっかりとした問題です。8割くらいできるようになるまで取り組むと良いでしょう。

 

古文文法の基本はここまでで終わりますので、3ヶ月あればできます。定期テストレベルだとこれくらいで充分でしょう。受験レベルを目指す方は次の応用レベルまで踏み込むと良いでしょう。

 

応用レベル

③古文文法問題演習―基本テーマ30(河合塾シリーズ・988円)


これは2ヶ月で1周+1ヶ月で2周目くらいが目安です。ここからは基本レベルではなく、かなり難し目の入試問題のレベルになります。簡単な解説と基本問題が見開き1ページ。そして、次の見開きは実際の入試問題が出てきます。

 

このテキストには解く際のポイントがふんだんに盛り込まれていますが、かなり謙虚に盛り込まれています。もっと大きく書けば良いのにと思いますが、紙面の都合上そうなったのでしょう。解き方を覚えて、それを実際の過去問で試してみることができるので、かなりのレベルアップが見込めます。

 

ただし、このテキストは考え出すと泥沼にはまる問題があります。そうならないためにも、ある程度考えて分からなければ解き方を見てしまうくらいの大雑把な感じが必要になるでしょう。解けるようになれば良いと考えてやりましょう。

 

1周目で全ての知識を回収するのが難しいので、これは2周することをおすすめします。2周目は1周目で気づかなかったポイントを回収していく感じで取り組んでみましょう。

 

ひかり
ひかり

先生が指導していく上で使っていた文法の問題集はこの3冊なんですね。これでセンター試験や関関同立クラスの文法の問題は大丈夫になるって言っていました。

 



古文上達のために必要なこと

今回は文法のテキストを中心に紹介しましたが、古文上達のためには文法だけでは足りていません。古文は「単語・文法・古典常識」を頭の中に入れて、その上で読解練習をして経験値を積まなければなりません。

 

そのため、文法だけでできるようになるとはいえないので注意してください。私が塾で教えているときは、「単語」と「文法」は同時並行でやってもらいます。週一回の授業の場合は、50個の単語を覚えてくることと、文法事項を1ヶ月で行えるように割ります。単語はゴロゴを使っていたので13回のテストで一周します。つまり、3ヶ月ちょい。そして、文法は基礎(1ヶ月)+基本(1ヶ月半)で3ヶ月弱になります。周期が近いのです。その後は応用編に入ります。文法のテキストは終わりにしますが、単語はずっと続けます。入試の直前まで単語は何周もしてしっかりと頭にたたき込んでもらいます。

 

ちなみに文法問題が解けない人の中には、「単語力がないので出来ない」というパターンがあります。文法問題の知識や解き方は知っているのに、単語語分からないから解けないというのはもったいないです。よくあるのが、助動詞の「る・らる・す・さす・しむ」あたりの「尊敬」で引っかかります。上に偉い人が出てきたら・・・という条件で説明され、そのような条件を満たした場合の意味を答えます。ところが、古語を知らないと、何が偉い人を指すのかが分かりません。「上」って書いてあるだけだと、分からないみたいです。「上」は天皇を指す言葉ですから、非常に偉い人ということになります。そういうつまずきに引っかからないように、単語と文法は同時進行でやっていくことが大切なのです。

 

ということで、文法だけやって古文が劇的に変化する!というのはまれなので、しっかりとやるべきことをやって、成績を伸ばしていくようにしましょう。

 

林太郎
林太郎

単語が分からなくて文法が解けないっていうのは、古文だけじゃなくて、英語でも起こりそうですよね。やっぱり単語も大切なんだな。

 



さいごに

ということで、今回は使っているテキストとその目安、流れをご紹介しました。実際に私はこのテキストで進めてきました。学校で教える際は、学校専売品を使うことが多いので、なかなか授業では使えませんが、文法だけを集中して半年やるだけでも大きく伸びます。

 

ちなみに文法問題はしつこいくらい同じ分野の問題を解きまくるという手もあります。用言なら「用言」だけをひたすら解くのです。いろいろな問題集の用言だけを集中してとくと、問題の傾向が見えてくるので、解きやすくなります。

 

この方法はセンター試験でも活用できます。文法問題が出てきたときに、「助動詞」「敬語」「識別」の三つが王道なので、それらを集中的に解いてしまうという方法です。これを使うとあっという間に文法に強くなります。

 

文法にある程度強くなったら、今度は文章を分解していってみることです。そうすると、よく使われる助動詞とそうではない助動詞に分けられます。よく使う助動詞を問題にする大学は、基本的な力を調べている大学です。一方あまり見ないものを聞いてくる大学は、知識の奥深さをはかっているといえます。

 

このレベルまで判断できるようになれば友達にも教えることができるでしょう。それくらいのレベルを目指すのも楽しいかもしれませんよ。

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