目標は細分化すると達成しやすい!




目標は細分化すると達成しやすい!

 

林太郎
林太郎

先生、勉強の目標を立ててもうまくいきません。

majime
マジマナ

目標を達成するために努力するのが続かないということかい?

林太郎
林太郎

そうです。どうしても、途中でやめちゃうんですよね。まさに三日坊主状態です。

majime
マジマナ

それは、よくある失敗だよね。目標が高すぎるという場合もあるけれど、目標までの道のりが見えていないことも多いね。

ひかり
ひかり

目標は高く持てっていわれるじゃないですか?

majime
マジマナ

確かに。低い目標立てて終わるよりも、高い方がいい。でも、高すぎるとモチベーションが続かないことになる。ここが難しいところだね。

ひかり
ひかり

目標を達成する方法を教えてください!

majime
マジマナ

では、今回は目標を細分化して達成する方法を紹介しよう!

 

 

ゴールが遠いと難しい・・・でも近いゴールなら?

目標が高すぎると、その目標が達成できないような気がしたり、いくらやってもゴールに近づいている感じが無かったりして、モチベーションが続かないことがよくあります。

 

例えば、フルマラソンをすることになったとします。42.195キロ走らなければなりません。ゴールが大分先です。スタートからいきなりゴールを目指して、全速力で走ったとしましょう。最後まで走れますか?すぐに力尽きてしまいますよね。勉強においても、ゴールが高すぎると、そこに向かって猛ダッシュして疲れてしまう状況です。

 

では、ここで工夫しましょう。10キロを第一の目標としましょう。時速10キロで走れば1時間です。体力が持つかどうかの問題はありますが、42キロ先を考えるよりも現実的にありますよね。10キロに到着したら次の10キロを考えます。同じペースで走ることが出来るのか、ペースダウンしないときついのかなど、考え直すことが出来ますよね。

 

これと勉強は同じことです。いきなりゴールを見据えて猛ダッシュしても、力尽きて走りきれません。まずは近くのゴールを見ます。ある程度の距離で区切ってみるといいでしょう。

 

例えば、大学受験を目指している人が、いきなり受験本番のようになろうと猛ダッシュしてもなかなかうまくいきません。それならば、本番を意識した模試を一つの目標として見るといいでしょう。模試までの間隔が長い場合は、定期テストを目標にして良いでしょう

 

こうして、自分がつかむことの出来るものへと細分化していくことが、大きな目標を達成するために有効的になります。

 

林太郎
林太郎

確かに、いきなりゴールを見てもダメなんだよね。まずは細分化しよう。でも、細分化ってどうすればいいんだろう?

 

 



細分化するには情報が必要!

細分化すると、いきなり遠いゴールを目指すよりも、取り組みやすくなることは分かってもらえたと思いますが、細分化をどのようにするかが難しいと思います。

 

先ほどの例のように、フルマラソンだと、距離で区切るという方法があります。勉強に置き換えるなら、模試や定期テストです。これも一つの方法ですが、これだけでは細分化が甘いです。

 

そこで、マラソンの例に戻って考えてもらうと、ペースメーカーがあって、今走っているスピードが分かれば、それぞれの区間がどれくらいで通り過ぎて、ゴールまでどれくらいかかるのか分かりますよね。ラップタイムと全タイムの両方が見られるので、心が安定します。

 

それと同じことが勉強でも出来ればいいのです。そのためには、今自分がやろうとしている勉強のゴールまでの総量と、1日に出来る勉強量を把握する必要があります。そういう情報が必要になってきます。

 

勉強は各教科それぞれ、「情報」で出来ています。情報を仕入れたり、使ったりして問題を解いているのです。どの教科もやるべき行為はよく似ています。そのため、どういうペースでやるかという問題になります。

 

英語は得意だけど、数学は苦手という場合、それぞれの教科の進み具合が変わります。個人個人によってその状況が変わるので、各自で掴んでおくしかないのです。「自分自身の情報」ということですね。

 

また、個人個人で必要とする情報量が異なります。受験を目指している人でも、志望校によっても違うので、これくらいの情報が必要ですと、一言では言えないのです。参考書を買って勉強すれば、基本軸となる知識は習得できますが、志望校の過去問をやって傾向を掴んで必要な情報を調べることも大切です。「それぞれに必要な情報」をゲットしておくことが二つ目のポイントになります。

 

この二つの情報を仕入れることが出来れば、細分化することが出来ます。試験ごとに区切って細分化して、その細分化の中で何が必要かは、それぞれが必要な情報量を元に、割って考えます。自分自身の情報を使って、細分化した内容がどれくらいのペース出来るのかを考えて、最終に間に合わせられるようにするということになります。

 

こうすることで、ゴールにぐっと近づくことが出来るのです。

 

ひかり
ひかり

ゴールに近づいていない気がしても、今やるべきことが終わっていればOKということですね。焦らずに済みそうです。

 

 



さいごに

勉強に必要な情報は過去問をやってみると分かるでしょう。各教科に必要な事項が分からない場合は、目次を見ましょう。そこにやるべき内容が書いてあります。目次を細分化して、ペースを決めて勉強していけばいいのです。

 

今までは目次を気にしていなかったかもしれませんが、勉強する上では大切な情報です。そして、目次の順番通りに勉強する必要は無いということも知っておくと良いでしょう。自分に必要な順番でやっていけばいいのです。最終的に全体が終われば問題ないわけですからね。

 

さて、これから勉強を始めようとしている人、勉強をしようとしたけど失敗してきて人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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