現代文が出来る人は仮定しておく力がある!




現代文が出来る人は仮定しておく力がある!

 

ひかり
ひかり

現代文を解いても、必ず間違えちゃうんですよね。選択肢問題ってどうしても間違えるように出来ているんですか?

majime
マジマナ

確かに間違えやすいものを選択肢に入れて作ることが多いね。とはいっても、本文を正しく読んで、理解出来ていれば間違えることはないよ。

ひかり
ひかり

選択肢問題って消去法でやっていったら良いって聞いたので、やっているんですけど、2択くらいまでしか絞れないんですよね。

majime
マジマナ

選択肢問題を選ぶ際は、「即答法」と「消去法」があるよ。本文の内容と選択肢の内容をきちんと理解出来れば即答法で答えられる。その方が、迷いが生じないから良いときもあるよ。一方消去法は、駄目な部分を消していくんだけど、消し方に問題があるよね。

林太郎
林太郎

本文に書いてあるか、書いてないかで消していけば良いんですよね?

majime
マジマナ

基本はそうだけど、本文とは違う表現で同じ内容の場合があるよ。その場合は、本文にはないけど、正解になる可能性がある。

林太郎
林太郎

マジっすか。

majime
マジマナ

マジです。上級の私立大学になると、本文に全て書いてあることで選択肢を固めてくるところがあるよ。内容が分かっていないと選べないようになっているんだ。

ひかり
ひかり

そんな状況にされたら、私には解けないです。

majime
マジマナ

消去法で大切な力について、今回は説明しよう。

 

 

白黒付けるだけでは間違える

現代文を解く際に、白黒はっきり付けながら読む人がいます。ここの意味はこれだ!って決めるのです。意味を理解しながら読んでいたら、そうするのが当たり前だと思っていませんか?

 

実際、本文を読んだ際に、語彙力が豊富で、なおかつ、現代文の問題をたくさん解いて慣れていれば、すっと意味通りに取れるかもしれません。しかし、大抵の受験生は「本文には分からない部分がある」という状態で読んでいます。分からないところを、前後の文脈から推測するわけです。そのことは間違っていないのですが、「推測をして、決め込んでしまう」ことは間違っているのです。

 

文意が読み取れないと推測を行います。そして、意味を決定して読み進めていくという方法がとられます。しかし、その推測した内容が正しいかどうかは分かりません。もしかしたら、推測が間違っているかもしれません。そのことを考慮して読む必要があります。なので、推測で白黒はっきり付けるのは危険なのです。

 

推測するときのポイントは、仮定しておくことです。仮定とは、仮にそのように捉えておくということです。分からなくなった場所が出てきたら、印を入れて、仮定した内容を書き込んでおきます。私の場合、推測を行ったら2,3通りの可能性が出てきます。なので、それらを仮に置いておきます。

 

その仮に置いたことに当てはめながら読み進めていくと、間違った仮定は途中で行き詰まります。最後まですっと繋がるものを選びます。大抵、途中で正しい仮定の根拠となる部分が出てきます。

 

仮定した部分の後に、選択肢問題があったら、絶対に解けません。どれが合っているか分からないからです。その場合は、どの選択肢がどの仮定と対応しているのかをメモします。そして、ここがチャンスです。どの選択肢にも当てはまらない仮定があったら、その仮定は間違っています。選択肢にもならないくらいの間違いです。消してしまいましょう。

 

選択肢問題で消去法を使って解く場合は、設問と対応しているかという第一段階のチェックがあります。「論外」と言われる選択肢は消しましょう。そして、第二段階に本文との整合性を確かめるわけです。その際、推測を決め込んで読んでいると間違えます。また、仮定を用いている場合も決着が付きません。それでも無理やり選択肢を選ぶ・・・・・・というのが、白黒を付けたがっている行為です。決まらなければ、置いておいて後で戻ればいいんですから。まだ、本文の内容の理解が確定していない状況なので、当たり前です。目星は付けておいて良いと思いますよ。「多分これだと思う」と仮定しておくのです。

 

焦って早く決着を付けたくなる気持ちは分かりますが、落ち着いて考えましょう。先に答えようが、制限時間ギリギリに答えようが、正解することが大切なのです。

 

ひかり
ひかり

仮定しておく力・・・・・・確かに問題を解く時、分からなくても、これだっ!って決めて選んじゃってました。一度置いておくことが大切なんですね。

 

 



「最も適切」は相対的な判断が必要

国語の選択肢問題によく書かれているのですが、「最も適切なものを選びなさい」とありますよね。「適切」が「適当」という場合もありますが、どちらも同じような意味です。しかし、問題なのはそこではなくて「最も」という部分です

 

これがくせ者なんですよね。ほとんどの問題では、選択肢に必ず間違いを含むようにしてくれているので、適切なものは一つしかありません。「最も」なんてなくていいはずです。どの問題だったかはっきりとは覚えていませんが、現代文の問題をたくさん解いていると、完全無傷な選択肢がないという状況が起こります。

 

どういうことかというと、選択肢の間違い部分を削っていくのですが、全部がそれぞれどこかしら削れてしまう場合があるのです。これは選択肢を作った人の言語能力の問題かと思います。言い換え表現だろうと思って使っていても、ニュアンスが違っていて、間違っているよねとなることがあります。

 

その場合、解くのが難しいのです。これが、「適切なもの」と書いてあれば、解無しが正解になるのですが、「最も適切」と言われると、その中でよりマシなものを探さないといけません。これが難しいのです。間違いが2箇所あるものは、1箇所のものに比べれば程度がひどいので、1箇所のものを残します。大抵これで2択になります。

 

その後、間違い箇所を見比べるのです。本文の言い換え表現で答えに直結するところで間違えていたら、そちらが危ない選択肢です。あまり重要で無いところのミスはそれほど気にしなくて良いという判断になります。両方とも、重要な場所の場合は、その言葉の言い換えをさらに考えます。

 

この言い換えの言い換えを考える方法は、言葉を少しずらす方法なのです。

 

「かたずをのむ」とあった場合、言い換えて欲しいのは「緊張」です。しかし、「目を見張る」「目を丸くする」という置き換えになっていたとしましょう。両方とも「驚き」を表す表現ですよね。両方とも外れています。しかし、「目を見張る」の方は、「驚き」や「怒り」を表しますので、「怒り」の属性を持っています。

 

「かたずをのむ」の前後で「怒り」を誘発するような事柄があれば、こちらが正解です。もし、無ければ、「驚き」と「怒り」の二つのミスということで間違いになります。

 

こうやって判断するしかないのです。しかし、これは無理矢理な判断です。大抵答えを確認すると、そんなことは考えられていません。出題者が言葉を分かっていないなと思う瞬間です。(ある特定分野の入試においては顕著に見られます)

 

ということで、「最も適切」の「最も」はとても厄介なことになることがあります。普段気にしない言葉ですが、実は大きな意味があったのです。

 

林太郎
林太郎

細かい・・・・・・何でも白黒つけていたら、「最も」なんて気にしませんね。こちらも仮定で、この場合は・・・と考える必要があるんですね。

 

 



~さいごに~

日本人は曖昧だと言われ、物事をはっきりと決めた方がいいと言われますが、現代文においては、とりあえず置いておいて、あとで振り返るという仮定の力が必要になってきます。その力があれば、それなりに難しい文章でも対応できます。

 

しかし、使い慣れていないと時間が掛かりますし、頭の中で混乱します。普段の問題演習から練習しておきたいですね。今日から意識して取り入れてみてはいかがでしょう?

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