現代文の勉強の目安!100題解け!
現代文の勉強の目安!100題解け!
現代文の勉強方法を理解して身につけるとして、どれくらいの問題を解けばいいんですか?
そうだね。私は目安として100題と言っています。
えっ!100題も!!
100題と聞くと多く感じるかもしれないですね。では、言い方を変えましょう。3日で1題。これならどうですか?
えっ、全然余裕だと思います。1日1題だときついけど、3日で1題なら、1ヶ月で10題解いたらいい・・・・・・あっ!!
何かに気づいたね。
1ヶ月で10題解いたら、1年で120題になる!!
そうです。その通りなんです。100題なんて大した量じゃないんですよ。でも100題やりきったと思ったら、たくさんやった気がするし、達成感もでますよね。
確かに。気がつかなかった。
では、今回は100題を解くことについてお話ししてみましょうか。
現代文は100題解け!
タイトルを見て驚いたと思いますが、林太郎くんが気づいたように、「3日で1題」と考えると10ヶ月で終わってしまうのです。受験期に1年続けたとして120題になります、十分にクリアできるのです。
ちなみに1日1題やったとしたら100日。月に直すと3ヶ月と10日。それほど長い時間はかかりません。
もし、高校に入ってすぐに現代文に取り組んだとして、3日1題でやったとしたら、360題になります。そこに学校の授業でやる文章や問題集などを入れるともっと数が増えます。
むやみに解いているうちは数にカウントできませんので、1年からと仮定するのは無駄ですね。
100題って聞いたときは無理だと思いましたが、表現を変えるとできる気がしてきました。もしかして、数に騙されているだけのことってよくあるのかも!
1年で?3年で?100題チャレンジ!
100題を解くのを3日1題にすると達成できると思えたはずです。状況に合わせて100題を考えるといいでしょう。受験生であれば1年のうちに100題、高校に入学したてであれば、3年で100題と考えるといいでしょう。
ここで注意したいのは、きちんとした読み方を確立させてからと考えることです。その場合、正しい読み取り方の勉強に時間が必要です。仮に受験生で100題をやるのに、10ヶ月でクリアできたとしましょう。しかし読み取りの基本を習得するには早くて1ヶ月、標準で3ヶ月くらいかかります。とすると、大体1年は必要なんですね。
よって、受験生の場合は、3日で1題というのでは少しペースが遅いのです。2日に1題だとひと月で15題、7ヶ月あれば終わります。そうすると基本習得を含めて10ヶ月程度になりますので、それなりに間に合うのではないかと思います。
受験勉強を夏休みから始める場合は、現代文の基本は習得できても演習を積むのはかなり厳しいので、足を引っ張らない程度にしておいて、稼ぎやすいところで点数を取得するといいでしょう。現代文に取り組む時期によって対処を変えておくようにしましょうね。
さいごに
現代文の100題チャレンジは、私が使っている方法です。適当に100題を解くのではなく、段階を追ってレベルアップできた方がいいです。そのためには、自力で問題を選んで解いていくのも一つの手段ですが、問題のレベルがわかっている人に出題してもらった方が、効果が高まります。
最近ではレベル別問題集が出ていますので、レベルの選定に悩まずに済むようになりました。問題集が複数に分かれていて、損だと思う人がいるかもしれませんが、現代文は文章が数ページに渡ってしまいますので、1冊に載せられる問題の量はしれています。どうしても一冊では済まないでしょう。それぞれレベルが別々の問題集を選定して選ぶくらいなら、初めからレベルがわかっているものを選んだ方がスマートです。
さて、100題チャレンジ、ぜひとも実践してみて下さい!