私のアクティブ・ラーニングのやり方①

私のアクティブ・ラーニングのやり方

 

私が学校現場で行ったアクティブ・ラーニングのやり方を説明します。

 

 

1 参考にしたもの

アクティブ・ラーニングの授業を作る際に参考にした図書は数冊あるのですが、その中でも特に参考にしたものを紹介します。

 

『アクティブラーニング入門 (アクティブラーニングが授業と生徒を変える)』

小林 昭文 著 産業能率大学出版部 (2015/4/25)

https://amzn.to/35ALJk6

 

非常に参考になりました。状況が当時の勤務校と似ていたため、教科は違いましたが、取り入れることが出来ました。

 

最近では、アクティブ・ラーニングについての本がたくさん出ています。言葉は下火になっているかもしれませんが、発想は変わりませんので、いくつか参考にしてみるといいと思います。

 

 

2 アクティブ・ラーニングを取り入れた授業

アクティブ・ラーニングを取り入れた授業について概要を説明します。詳しくは後ほど説明します。

 

①高校二年生・現代文B・古典B

最初に取り入れたのは、この授業です。勤務校ではこの二つの名前ではなく、別の名前でやっていました。それぞれ1単位ずつをセットにしたような形で行っていたので、普通科の学校と比べれば、週1、2時間少ない状況です。

 

②高校二年生・国語演習A

こちらは問題集を使って演習を行っていく授業です。現代文と古典とテキストが分かれていて、1時間に1題ずつ取り組んでいくものです。こちらは通常の授業から独立していて、希望者のみの受講となります。

 

③高校三年生・現代文B

①と②の学年が三年生になったときの授業です。現代文と古典が独立した授業となり、私は現代文の方でアクティブ・ラーニングを取り入れました。こちらは、ほとんどの生徒が受講しています。

 

 

④高校二年生・国語演習(二年目)

①~③とは異なる学年の、高校二年生の国語演習です。扱うテキストは②の時と同じです。前年と比べると偏差値が5くらい低い学年の授業です。

 

 

⑤高校三年生・現代文B(二年目)

④の学年が高校三年生に上がった時の現代文Bの授業です。こちらはほとんど生徒が受講しています。前年度③に比べて、偏差値が5ほど低い学年です。

 

一年目は①と②でした。順序は①をやったあとに②をやったので、同時並行ではありません。

 

①の方法

こちらは教科書を使った授業でしたが、最初と言うこともあり、実験的に1つの単元だけで行いました。

 

プリント教材を作成しました。プリントの中身は、教科書を読んで答える問題です。基本的には教科書傍用の問題集から取り込みました。

 

基本的な単語の意味、文法、本文で読み取ってほしいことなどを全て記述式で作りました。

 

手順

①最初に簡単な説明を行います。このときはプリントを配りません。ノートを取っておいてもらいます。10分程度。

②プリントを配布し、自力で問題を解いてもらいます。問題量によりますが、15分程度で出来るようにします。

③2人でチームを組み、出来なかった問題をお互いに教え合います。単語や文法の問題の場合、調べても構いません。10分程度。

④それでも解けない問題がある場合は、他のチームと合流して解きます。目標は全員が解けている状態を作ることです。5分程度

⑤解答を配ります。この解答は、解答のみを記し、解説は一切省きます。答え合わせをして分からないところはお互いに説明をして完成させます。2人で分からない場合は他のチームに行っても構いません。5分程度

⑥解答を覚えます。何も見ずに答えてもらいます。10分程度。

⑦振り返りテスト(全く同じ問題)をします。5分程度。

⑧答え合わせと感想。5分程度。

 

当時の勤務校は65分授業だったため、このような構成で行いました。問題数を調整して時間をやりくりすれば、50分授業でも可能です。

 

この方法で1単元行いましたが、定期テストでの定着率が非常に高くなりました。同じように取り組んだ先生と、従来通りの先生といたのですが、平均点が10点以上開き、効果のほどを実感したのです。

 

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