教員採用試験(教採)に合格した!4月までにしたほうが良いこと!




教員採用試験(教採)に合格した!4月までにしたほうが良いこと!

 

林太郎
林太郎

先生って教員採用試験を合格したら先生になれるんですよね?

majime
マジマナ

そうだよ。教員免許を取得しただけでは先生になれないよ。公立学校なら教員採用試験、私学は学校ごとの採用になるね。

林太郎
林太郎

教員採用試験に合格すれば、4月から先生になれるから、それまでは遊んで暮らせますね!

majime
マジマナ

結果がわかるのが、一般就職よりも遅いので、落ちたら潰しが利きにくい恐怖と卒論のあるところだと、論文を書かないといけないので、遊んでは暮らせないかな。

ひかり
ひかり

大学生も色々と勉強しないといけないんですね。

majime
マジマナ

大学は遊びに行くところではないからね。

林太郎
林太郎

教員採用試験に合格後に勉強ってしなくなるんですか?

majime
マジマナ

校種(小中高校)によって変わるかもしれないね。でも、自分が教えることになる内容については勉強しておいてほうがいいと思うよ。

ひかり
ひかり

先生になるために必要な専門の知識ってどんなものなのですか?

majime
マジマナ

配属される学校によるとしかいいようがないね。だけど、学力の低さはその後の仕事に影響するので、学力を上げておくことは大切だね。

ひかり
ひかり

では、専門性を高めることをしたほうがいいんですね。

majime
マジマナ

そうだね。だけど、それだけとも限らないんだ。今回は、合格後勉強しておいたほうがいいことについて触れてみよう。

 

 

教採合格後に勉強した方が良いこと

まずは教採合格おめでとうございます。4月から教師として働くことになるわけですが、合格がわかってからの数ヶ月、何をしたら良いのかを書いておきたいと思います。

 

第一にあげられるのは「遊ぶこと」

学生最後にいろいろとやるべきことがあると思いますが、思い切って遊んでおいてください。これはなぜかというと、教員になってからは遊ぶ余裕がほとんどないからです。勤務校が当たりだったら、休みを取ることができるかもしれませんが、今は休みなく働き続けることが当たり前の学校現場です。

 

特に初任者の夏休みは地獄です。学校の授業から解放されたと思っても、クラブ活動があったり、初任者研修が夏場に多くなったりするので、結局休めません。クラブや地域の行事がお盆の時期に重なって駆り出されることも珍しくありません。ちなみに、教員はお盆休みがこことは決まっていません。夏季休暇が与えられているので、自分で確保して取らなければなりません。その日数を確保できない人は休みが取れないので覚悟しておいてください。

 

だから、遊んでください。興味のあることをやっておいてください。生徒に話せる経験は学生のうちに蓄えておきましょう!

 

第ニに「基本スキルを上げること」

基本スキルとは、「タイピングの速度」、「Word、Excelの基本事項」、「物事を要約する能力」です。これらの能力は仕事をする上で、早く帰るための基本的な能力になります。

 

教員の長時間労働は有名になっています。処理しなければならないことが非常に多いのです。そのためには、その作業をするための基本能力を高めておく必要があります。これらの能力が遅いとどんどん遅くなります。若手でも早く帰れる人は、一つ一つの仕事が早いです。要約する能力も、何すれば良いのかを最短で考えるので早いのです。他の先生に聞いたり、自分で考えたりして時間がかかりすぎている人も多くいますので、基本スキルは鍛えておきましょう。

 

第三に「専門教科の知識を高める」

小学校の場合は全教科になるので大変だと思いますが、小学校で履修する範囲のことは頭に叩き込んでおきましょう。中学、高校の場合は、専門科目があるので、その科目の能力を高めておくことです。

 

たとえば、高校国語の場合、現代文はある程度できる人が多いですが、古文、漢文は指導書頼りの先生が結構います。指導書には読み方、現代語訳など全部載っています。あれさえ見れば高校生だって授業ができます。それと同じようにしかできない先生がいます。そんな先生の授業は大抵つまらないものになります。それだったら、指導書のコピーを配った方がマシだろうと思うこともあります。そうならないためには、専門性を高めて、指導書にも載っていないようなことをプラスアルファで話せるようにすることです。

 

学校の先生の授業でつまらないのは、先生が一方的に話しているだけの授業が特徴的ですが、その内容が少し調べればわかることの場合、さらに面白みがなくなります。生きた情報、知識が楽しさを増します。知的好奇心を刺激できるくらい、様々な知識を吸収できるチャンスが今のうちです。そういう先生になれるように知識を習得しましょう。

 

ということで、以上のことを上げました。学校の先生といわれると、学力が一番に上がりそうな気がしますが、それは最後です。まずは遊びましょう。今のうちです。ここで楽しそうなことを言って、あとで苦しまないようにここで箴言しておきますね。

 

林太郎
林太郎

遊ぶことがまず上がるんですね。楽しむのは今のうちなんだ。

 



教採合格後に取得した方が良い資格とは?

教採合格後に資格取得を目指す人がいます。たとえば、支援学校に勤務することになった場合、その免許を取りに行った方がいいのだろうかと考えますが、基本的には必要ありません。(支援学校の資格は今後求められることになると思います。)

 

あまり取る必要はないと思いますが、学校現場に出るのであれば、学校で取得を求められる資格を取った方がいいでしょう。

 

教科関係なく思いつくのは「漢検」と「英検」です。大学受験の際にも目安になると思いますが「2」は取得しておくべきでしょう。数学や歴史の先生になるなら数検や歴検を狙ってもいいでしょう。

 

ただし、これは高校の現場で言えば、生徒と同じレベルをクリアしただけです。本来なら「準1級」「1級」を狙うといいでしょう。ただし、そのレベルになると、教える際にはほとんど役に立ちません。しかし、検定取得を促す際に、自分も勉強したよってことで勧めやすいですし、勉強方法も提示しやすいのでいいのではないでしょうか?

 

他にも興味のある資格に挑戦することはいいことだと思います。学校現場に出ると、それ以外の世界を知る機会はほとんどありません。そのため、学校とは関係のない検定に挑戦して世界を広げておくことはいい経験になるでしょう。

 

ひかり
ひかり

今は色々な検定がありまあすよね。興味のあるやつは挑戦する価値がありますね!

 



さいごに

今回は教採に合格後の話を書いてみました。実際の私は、修士論文と塾講に追われていました。ほとんど遊んでいませんでしたので、遊んでおけばよかったなと思います。就職後はほとんど時間が取れません。

 

年に何日休みがあるだろうっていう程度しかありませんし、友達も仕事をしているのでなかなか日程が合いません。学生の頃とは勝手が違うので難しくなるのです。

 

一人旅が好きな人はいいかもしれません。たまにできた休みに出かけるものいいでしょう。人それぞれなので自分に合った方法を見つけておくといいでしょう。

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