自己推薦書とは?基本を押さえよう!
自己推薦書とは?基本を押さえよう!
推薦系の入試を受けようとすると、「自己推薦書」を書くことになります。
今まで書いたことがない人は何を書いたら良いのかわかりませんよね。今回は自己推薦書について見ていきたいと思います。
※この記事は2022年12月21日にリライトしました。
自己推薦書とは何か
「自己推薦書」とは、文字通り「自分を推薦する文」です。他人からではなく、自分でアピールするということです。
そのため、志望する大学に対して、「自分がいかに大学にとって良い学生となりうるか」ということを売り込まないといけません。一般入試の前に優秀な学生を確保したいという大学の思惑と一致することで合格を勝ち取ることができます。
ただ自分のことを書けば良いというものではありませんので、きちんと準備して書いていかないといけないものです。
(イメージ)
自己紹介文になっていませんか?
自己推薦文の添削をしていると、初めて書いた人はほとんど同じような文章になっています。
それが、「自己紹介文」です。次のような流れです。
私は○○に興味を持っています。だから、貴校を志望しました。部活動で頑張りました。文化祭で頑張りました。将来は○○になりたいと思います。
これはただの自己紹介です。大学にとって「優秀な学生」に見える部分がありません。むしろ、一般的な高校生の過ごし方です。自己推薦できるほどのエピソードがないんだなと思われておしまいです。いかに主体的に活動してきたかということがわかるエピソードがほしいところです。
志望理由書との違い
大学への提出書類に「志望理由書」というものがあると思います。自己推薦書が兼ねている場合は、提出書類にないこともあります。
志望理由書は、その大学をなぜ志望するのかを書く必要があります。
多くは学部や学科単位での募集になっていますので、その分野になぜ興味を持ったのか、興味を持った後どのような活動をしていたのか、そして、なぜ志望する大学・学部・学科でなければダメなのかということを書く必要があります。
これらに加え、将来の見通しも書くことが多いです。大学でどのように学び、研究していくのかという視点、大学を卒業してからどのようになりたいのかという視点を書きます。
ある程度のボリュームをもって書くことができるので、きちんと考えておけば比較的書きやすいと思います。
一方、志望理由書と別に自己推薦書がある場合は、上記の内容が書けません。(志望理由書を兼ねている場合は書けます。)
自己推薦書だけとなると、「これまでの活動履歴・賞」「留学経験」「特技・資格」などを書くことになります。これらの項目がないと非常に不利になりますので、何かしら対策を取っておくとよいでしょう。
まとめ
1 自己推薦書は、「自分を売り込む」ために作るもの。アピールになる事柄が必要。
2 自己紹介で終わってしまわないように気をつける。
3 志望理由書との違いに気をつけよう。
詳しい内容は他の記事で書いていきますので、確認していきましょう。