04 勉強法! 英文法の予習と復習
勉強法! 英文法の予習と復習
英文法って苦手です。たくさん出てくるし、問題解いているだけで答えをそのまま覚えてやり過ごします。
英文法が苦手って人は多いね。それに答えだけを覚えている人も多いみたいだ。だけど、それではダメだって思ってはいるんだよね?
そうなんです。だから、どうやって勉強すればいいんだろうって悩みます。
英語ってフィーリングだよ!文法も見たことあるやつ選べばなんとかなるさ!
おいおい、それはダメだよ。きちんと勉強法があるよ。
ぜひ、おしえてください!
今回は英文法の予習と復習を紹介しよう!
英文法の予習には例文暗記!
英文法の授業のために、文法の参考書を買っているはずだけど、手元にありますか?文法の解説が載っている辞書みたいなやつです。それと対応した文法の問題集を買っているかと思います。
授業では問題演習が中心になるか、文法の説明があってから問題を解くという形式になっていると思います。よって、予習は文法の知識を事前に知っておくということになります。
予習の基本は分からないところがどこかをはっきりさせることです。ひとまず、文法の参考書を読みましょう。一単元を通して読むと良いでしょう。「関係詞」「仮定法」などひとくくりで読むのです。
基本的に文法というのは、英語の表現のルールです。だから、どういう使い方をすれば表現できるのかを押さえていくものです。きっと、文法に関わるところの英単語は赤字など色が変化していることでしょう。そういうところに着目しながら読んでいきます。
書いてあることが全てではあるのですが、他との組み合わせや他の表現があることが多いので、それらをリンクさせます。思いつかないときは授業で確認してみましょう。
その中で基本例文になっている例文を覚えておきましょう。例文を覚えることは非常に役に立ちます。英単語を覚えることも出来るし、文法事項も覚えることが出来ます。また、授業で解説を受けるときも、例文が頭にあるとすっと入ってきます。文法が分からなくなる原因の一つに例文が思い浮かばないから、文法と分かっても使えないという現実があります。例文暗記をしっかりしておきましょう。
単語の暗記はやったけど、例文の暗記はやったことないな。どうやるんだろう?
英文法の復習には問題演習を!
英文法の予習で例文暗記をして、学校の授業で使い方をマスターし、例文暗記の内容に追加しておきましょう。そして、頭に知識が入ったとところで問題演習をしておきましょう。
物事を理解するためには、まずはインプット(入力)を行います。頭に知識を入れることです。このインプットを行った後は、アウトプット(出力)が必要です。学校の授業でアウトプットが行われたとしても、自分でアウトプットを行うことが大切です。国語の復習と違って、何度も見て覚えようとしても、どうしても文法問題は答えだけを覚えがちになってしまいます。
英文法は、英語の記述の仕方のルールです。よって、ルールに則って、他の英文でも対応できるようになっておかないといけません。そのためには、問題演習が大切なのです。
問題演習を行うにもインプットが間に合ってなければ意味がありません。そのため、インプットが疎かな場合は、復習でインプットもしておきましょう。
復習がしんどくならないように、予習をしっかりとやっておかないといけないね。
予習と復習の割合
英文法の予習と復習の割合は「5:5」です。予習と復習は同程度行うことが大切でしょう。そのため結構時間が取られます。
予習は一単元ごとに行いますので、それなりに時間が掛かります。特に単元によっては例文が数十個ある場合があります。それを覚えるのに時間が掛かってしまいます。仕方がありません。覚えることを繰り返していると速くなってくるので、練習しましょう。
復習も問題演習の時間は解くスピードによって変わってきます。学校で買った問題集の他にも適度な問題集を見つけておくといいでしょう。習った単元をその問題集で解いていくのです。そうすれば、定期テスト対策にもなりますので、一石二鳥が狙えます。
こちらも毎日コツコツ積み上げ型です。言葉を扱う教科はどうしても短時間でコツコツ続けることが大切ですので、頑張ってやっていきましょう!
毎日コツコツやらないと成果が出ない。だから、結果が出ないと言うことは、毎日きちんとこなせていないことになるんだね。英語は努力の教科とも言われるゆえんはここにあるんですね。
さいごに
英文法は早い内に全体を習得してしまうと楽になると思います。私が塾で教えていた頃は1ヶ月で基本的なことは終えてしまいます。その際に例文暗記の発展版、「ノート暗記」をしてもらいます。
文法の基本的なことを習得したら、高校内容で習う少し難しい表現を習得していきます。それは問題集を使うなどして取り組んでいきます。全体でも3ヶ月程度で終わります。そうすれば、長文読解にも入っていけますので、文法は早く終わらせることが大切だと思います。
予習・・・・・・文法テキストで理解と例文暗記。
復習・・・・・・問題演習を中心に復習。
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