00 勉強法解説 ―予習と復習―




勉強法解説 ―予習と復習―

majime
マジマナ

みなさんは「予習」と「復習」をどうしていますか?

林太郎
林太郎

「予習」は何をやったら良いか分からないからしていません。「復習」はテスト前に覚え込むくらいですね。

majime
マジマナ

それって大変じゃない?授業中は理解にノート取りに忙しくなるだろうし、テスト前はテスト勉強でアップアップになるよね。

林太郎
林太郎

確かにその通りです。普段勉強してないからテスト前くらいはと思うんですけど、何か予定外のことあると一気にピンチです。

majime
マジマナ

そうなるよね。予定外の出来事なんて、いつ起こるか分からないよね。

ひかり
ひかり

私は、次の授業で進みそうな所を自力で勉強してから授業を受けます。それが予習かな。復習は1週間の終わりにまとめて見直します。1回の授業では進んだ内容が少しなので。

majime
マジマナ

なかなか良い線いってますね。けれど、予習に時間が掛かっていないかい?

ひかり
ひかり

そうなんです。予習に時間が掛かるので、毎日結構大変です。

majime
マジマナ

そういう学生さんは多いんじゃないかな。今回はそんな「予習」と「復習」について解説していきましょう!

 

予習はどこまでやればいい?みんなの疑問を解決!

「予習をやる」という言葉は当たり前のように使われていますね。中学校までは予習なしに授業を受けて、ついていけた人も、高校生になると途端についていけなくなる人が続出します。(もちろん、中学校からついて行けない人もいます)新しく習うことが増えてしまうので、予習なしではついていけなくなるんです。

 

では、予習とは何をすればいいのか分かりますか?

 

私がこれまで見てきた生徒の多くは、「予習」というのは、次に習う単元を自力で勉強することだと思っていました。次に進むであろう範囲を、教科書を読んで、ノートにまとめて、理解してから授業を受けるという方法でした。でも、これって大変ですよね。50分授業だとして、50分で予習が終わるでしょうか?多分難しいと思います。

 

こんな予習を続けていると、途中で投げ出したくなります。間違いなく追いつかなくなります。一日に6時間あれば、6科目です。1科目に50分も時間をかけていれば、300分も時間が掛かります。5時間です。この時間を毎日掛けることは到底不可能ですよね。

私がおすすめする予習というのは、「分からないところがどこかを明確にする」という予習です。全てを理解するのでは無く、さっと読んで理解できるところは授業で聞いていても理解できます。しかし、理解できないところが出てくると思います。その理解できないところを授業で解決するという受け方にするといいのです。

 

高校の授業は進むスピードが速いです。全てが分からないことだと、話を聞いたり、ノートを取ったり間に合いません。ノート提出があれば、ノートを取るのに必死で肝心の説明を聞いていないことだってあるでしょう。そこで、「分からないことリスト」を作っておくのです。

授業で集中して聞くのは、「分からないことリスト」の内容です。分かったところは軽く聞きます。新発見があったらメモするくらいの感じです。そして、分からないことリストの内容は集中して聞きます。そして、理解したことをメモしておくのです。これで分からないところが無くなります。

 

ちなみに「分からないことリスト」は、「調べて分かること」を書いてはいけません。例えば、古文であれば「古文単語の意味」は辞書を引けば分かるので、「分からないことリスト」に入れてはいけません。古文の例で言えば、「この箇所の訳し方が分からない」「文法が使われているのは分かるけど、どれだか分からない」などこういうところですね。(もっと上級の受け方は古文の予習復習の記事で紹介します)

 

ということで、授業中に話を聞くポイントを作って、能動的に授業を受けていくことができるようにするわけです。そのために「分からないことリスト」を作ります。ちなみにどれくらいの分量で作れば良いかというと、教科によって異なります。

 

国語…一作品ごと

数学…一単元ごと

英語…一文章ごと

理科…一単元ごと

社会…一章ごと

 

こんな感じですね。一回予習しておけば、しばらく予習しなくて済むようにしておくと楽になります。ざっと教科書に目を通して、分からなかったところに「?」を書き込んでおいて、あとで、紙に書き出しておけばOKです。それで準備万端です。これなら、比較的早いうちに用意して回していくことができますよ。

ひかり
ひかり

予習のやり方が分かっていれば、前もって取り組んでおけるから大丈夫ですね!溜めないようにすることが大切かも。

 



復習はいつやるのが効果的なのか

人間の記憶はものすごいスピードで忘れていきます。1日にあったことを夜に思い出そうとすると、おおまかな内容になっていると思います。夜に読んでいるなら、今日一日のこと、昼間くらいに読んでいるなら前日のことを思い出してみてください。多分、項目でしか覚えていないと思います。英語、数学、国語、体育、社会、家庭科の授業があったみたいな思い出し方です。具体的に習った単元を思い出せますか?

 

これは、脳の構造上仕方の無いことです。よって、まず復習はその日の夜にやってください。流れを思い出すためにノートを見返すだけでもいいのでやっておきましょう。あと、しっかりと復習するのなら、覚えておいた方良い用語を覚えておくことです。書いて、声に出して、そうやって覚えておくと良いでしょう。

 

では、これで復習完了かというとそうではありません。また記憶は失われていきますからね。だからといって、毎日復習するのはやり過ぎです。そのうちキャパオーバーになります。そこで、2回目の復習は「週末」に行うのが良いでしょう。その日、週末で二回の復習です。

 

さて、これで終わりかというともう一回やって欲しいタイミングがあります。それが月末です。できれば1ヶ月後がいいのですが、習ってから1ヶ月後っていうのはタイミングがわかりにくいので、月末または月初めに復習するようにするのです。それくらいになるとある程度まとまった量になりますからね。

 

その日、週末、月末の三回繰り返すと、多くのことを覚えたままでいられます。その状態で定期テストに臨むと非常に楽になりますよ。テスト前に慌てて勉強するというよりも、全体の内容を把握した状態でテスト対策ができるので、非常に楽になります。

 

これは脳科学に基づいた方法です。その日、次の日、一週間後というような感じで言われることもあります。感覚的にはそれも大切だと思いますが、定期テストまで日が明きすぎるともう一回覚えないといけません。できれば、忘れずに維持したいので、私は「その日、週末、月末」をおすすめしています。

林太郎
林太郎

復習のタイミングは脳科学によって行えば良いのか。習慣化して忘れないようにしよう。

 

 



予習と復習のバランス

予習と復習のバランスについてですが、絶対的に「復習をメインにする」ということが言えます。復習で覚えておかないと定期テストで点数に繋がりませんし、受験の時に知識として活用できません。割合的には「予習:復習=3:7」くらいです。

 

予習は調べれば済むところは調べてメモをして、それでも分からないところをメモするくらいに留めておきましょう。ノートの作り方に特に指示が無い場合は、疑問点をメモしておけるスペースを用意しておいて、授業で解決できたらそこに答えを書いておきましょう。授業で解決できなければ、先生に聞きに行けば良いですよね。予習していることのアピールにもなります。

 

復習は、習ったことをしっかりと復習してください。特に授業には流れがありますので、流れをしっかりと押さえておくべきです。ノートの取り方は人それぞれですが、少なくとも授業内容が再現できるようなノートの取り方が理想です。ノートを見れば、そういえばここでこんな話があったなって分かりたいところですね。

 

駄目なノートの例としては、ただ黒板を写しただけのノートです。授業する側は考えて板書をします。中には完璧に近い板書をして、それをチェックして満足する先生もいますが、それはおかしいと私は思います。ノートというのは頭の中を整理したり、知識を吸収しやすくしたりするものです。同じ物を量産してどうするのでしょう?板書コピーマシンにならないように注意しましょう。

 

ノート作りのイメージが浮かびにくい場合は、「テスト勉強がしやすいノートづくり」を心がけてみてください。例えば、隠せば単語テストが出来るように、古語と現代語の意味を書く場所を工夫するなどです。そういう風にして、テスト前に使えるノートを作っておけば、ノートが無駄になりません。

 

私はノートチェックをあまりしません。ノートを取らない方がよく分かるという人もいるからです。しかし、ノートを取るのが上手い人もいます。だから、平常点をつけるときは、いくつか選択肢を用意します。ノートチェック、プリント課題などから好きな物を選んで提出してもらいます。全部やりたい人は全部やってもいいのです。そういう形にすると、得意なのを選んでやってくれるので、その方が効果的だと思っています。

majime
マジマナ

ノートの作り方は人それぞれ。先生の感性で点数化されたら嫌ですよね。私は必ず数値化できるように項目を設けてチェックします。

 



さいごに

さて、今回は予習と復習についてお届けしました。「予習」をするようにいってもなかなか予習の仕方が分からないといってしてきません。私はそれを「やるのが面倒だ」と思っています。なぜかというと、私の授業では予習のやり方もすべて説明するからです。「分からないところがどこかをはっきりさせること」が予習です。だから、最初に聞きます。

 

「どこが分からなかったですか?」

 

この質問の答えに「分かりません」は通用しないですよね。「分かりません」っていうことは、全て分かりましたって意味になります。だったら、もう授業しなくていいですよね。むしろ、全部分かった人に教えてもらえればいいです。

 

とはいえ、そこまで追い詰めませんが、そういうことになります。勉強の仕方は小冊子にして作ってあるので、それを渡して勉強してもらいます。それがマジマナの授業方法なのです。

 

各教科の予習・復習のポイントがありますので、それは各教科のやり方で詳しく説明していきたいと思います。

 

→ 01 現代文の予習・復習の方法へ進む

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