08 勉強法! 理科の予習・復習のやり方




勉強法! 理科の予習・復習のやり方

 

林太郎
林太郎

理科って授業で習って、問題演習していたらそれで充分じゃない?

majime
マジマナ

それでいけるならいいけど、授業中かなり集中しないといけないね。

林太郎
林太郎

あー化学とか物理になると、よく分からなくなることがあるかも。

majime
マジマナ

理科も覚えることがたくさんあるよね。

ひかり
ひかり

そうなんです。用語もたくさんあるのに、計算も結構ありますよね。

majime
マジマナ

そうなんだ。理科って暗記科目って言われるけど、実際は問題演習もしっかりとしないといけない。覚えることと問題演習をバランス良くしないといけない科目なんだ。

ひかり
ひかり

そのバランスが難しいですよね。

majime
マジマナ

その通り。うまくバランスを取ってやっていくようにしていこう。

理科の予習は教科書を中心に!

高校の理科は「化学・物理・生物・地学」に分かれます。そこからさらに「○○基礎」と「○○」に分かれます。基礎科目が卒業の条件になっていることが多いです。基礎の付かない方の理科は、理系向けの授業となっています。

 

それぞれ科目に特色はありますが、まず基本となる予習は教科書を読むことです。教科書には説明と用語が必ず載っています。そして、化学や物理は計算式が載っていることが多いです。「用語」「計算式」の二つが拾えます。これらは授業の前に覚えておいて、授業中に使い方をマスターしてください。何も覚えずに行くと、これまた、授業でアップアップになってしまいます。

 

あとは、必ず覚えていないと使えない情報がたくさんあります。化学だと元素記号と配列を覚えないといけませんよね。「すいへいりーべぼくのふね」みたいなやつです。他にもmol濃度について覚えることがたくさんあります。生物で計算式は、遺伝の所がメインになりますが、それ以外の範囲では覚えないといけない用語がたくさんあります。科目の特性によって、覚えるべき範囲が変わります。

 

理科も用語集が出ていますが、少し細かく、結局教科書の説明とあまり変わりません。それならば、教科書を使った方がいいです。教科書を読んで、軽く用語を覚えていっておけば完了です。予習が最もしやすい教科だと思います。

 

林太郎
林太郎

教科書レベルでいいのなら予習もしやすいかも。分からないところはネットでも調べられるし、なんとかなりそう!

 



理科の復習はワークを中心に!

理科の復習は、予習で覚えていった用語の使い方を授業で習って、計算問題などを中心に問題演習です。学校でワークを買っていれば、それを使えばいいです。買っていなければ、なるべく簡単なものを買うといいでしょう。レベルの高いものは受験前で充分です。学校の授業で習ってすぐの時は簡単なワークでならしておくくらいがちょうど良いです。

 

理科のワークでしっかりと復習をすればいいのですが、その中でも解けない問題や分からないところが出てくると思います。早いうちに取り組んでおいて、分からないところは先生に質問して解決しておきましょう

 

これは国語でもあるのですが、試験前になって、最初の頃の方の質問をしてくる人がいます。それが核心を突くような質問ならいいのですが、基礎的な質問であることが多いです。テスト前に初めて復習したことがモロバレです。そうなるくらいなら、習ってすぐの頃に質問しておいた方が良いです。

 

授業で習った後復習して、分からないところをすぐに質問するメリットは、先生にもみんながどこでつまずいているのかが分かることです。もしかすると、その問題の解き方を全体に説明してくれるかもしれません。そうなれば、ラッキーです。聞きに行った人は、前もって理解出来ているので、より深く理解出来ますよね。

 

ひかり
ひかり

ワークの復習も毎時間ごとに行えば数問程度だから、それほど時間が掛からないよね!

 



予習と復習のバランス

理科の予習と復習のバランスは「3:7」です。用語や公式はそれほど多くありません。分野によってはいっぱいあるときがありますが、英語や社会に比べれば随分と少ないです。なので、時間は短時間で良いでしょう。

 

物理や化学の計算では、数学の計算スピードが影響してくるので、特に理系の人は数学にも力を入れておくといいでしょう。しかし、突拍子もない問題は出ません。必ず計算できるようになっています。

 

しかし、物理や化学を選択している生徒で、計算問題が出来ない人がいます。それは、文章題の文章が読み取れていないことに起因します。意外と国語力で実力が発揮できていない人がいます。国語の勉強もしっかりしておきましょう。

 

ちなみに、センター試験の生物は、国語の要素が高いです。選択問題なので、生物の知識がなくとも、表現のおかしさで消える選択肢があります。逆に言うと、国語の力が無いとおかしな選択肢を消せないので、間違える確率が上がるのです。

 

理科と国語は密接な関係になるので、理科を勉強する場合は、国語もしっかりと対策しておきましょう。

 

予習・・・・・・教科書を中心に用語と公式を覚える!

復習・・・・・・ワークを使って問題演習をしっかりと行う!

 

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