高校の先生が新入生をチェックする4つタイミング!②
高校の先生が新入生をチェックする4つタイミング!
タイミング3 入学式
入学式は各クラスに編成されて行われます。このときに、初めて担任によるチェックが入ります。事前に申し入れがあった人の頭髪とそれ以外の頭髪、制服の着こなしや集合時間が守れているかなど、細かく確認します。
この日に提出書類がある場合は、提出状況もチェックをします。全員回収が多いため、回収済みかどうかのチェックを入れるので、連動してチェックします。
基本的な所作が出来るかどうかが中心となります。緊張すると思いますが、きちんと行動すれば、特に問題ありません。
タイミング4 学校開始の日
学校が始まる日は、事前に必要な書類を提出した状態であると思われます。その場合、家族構成や保護者からの申し入れ、健康チェックカードなどによる配慮が必要かどうか、様々な情報が担任の手元にあることになります。
担任はそれらの情報から、特にチェックしておきたい生徒をよく見ます。他にも目つきや雰囲気からも気になる生徒をチェックしています。
また、書類記入がある場合、その取り組み状態を見ています。近年、人よりも記入スピードが極端に遅い生徒が多くなっています。書いてあることを理解して、書くという単純な作業に時間が掛かる場合、今後の学習活動に支障を来す可能性があります。そのような生徒は必ずチェックして、フォローしていくように心がけていくのです。
さいごに
以上のタイミングで新入生とチェックしています。もちろん、学校が本格的に始動してからも、担任や教科担当の先生はよく観察しています。
学校では情報共有が頻繁になされます。ニュースでいじめに対応しなかった学校や情報共有が上手くいっていない場合がありますが、組織としての情報共有のタイミングは非常に多いです。上手く機能していない学校は本当に問題があると言えるでしょう。
良い意味で目を付けられるのは嬉しいと思いますが、悪い意味で目を付けられて良いことはありません。
「普通」にしていれば、大丈夫です。一般的に理解される行動です。本人にとって普通でも周囲と違っていれば、目に付いてしまいます。
ここで言うのは「行動」です。個性を潰して同じにするというわけではなく、提出するものは期日までに提出する、必要なものはきちんと持ってくる、指示を理解して動くという意味です。
個性や性格は学校生活を送っていく上で、認識されていくと思います。そちらは思う存分、自分らしく生活してみてくださいね!
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