高校の勉強は投資と借金?




高校の勉強は投資と借金?

林太郎
林太郎

高校の勉強って結局人生で使わないって聞いたんですけど、それならあんまりやる意味ないなあって思います。

majime
マジマナ

そうだね。各教科の知識は一定のジャンルに進むと使わなくなるね。よく古典なんて全然使わないから不要だっていう人がいるんだけど、私なんか理系の内容をそれほど使うわけではないよね。

ひかり
ひかり

それほどということは使うことがあるんですか?

majime
マジマナ

もちろん。様々な日常の現象でも理科の範囲ですからね。そこに理科の内容が含まれていると気づくと、使うことになるのです。

林太郎
林太郎

では、使わないっていう人は、それに気づけていないということですか?

majime
マジマナ

古典に関してはそう言えるかな。私たちが普段使う日本語は古典の流れをくんでいるわけだし、年中行事は平安時代から続く行事も数多くあるので、実は使っているんです。

ひかり
ひかり

不要論を唱える人ってやっぱり気づけていないってことなんですね。

majime
マジマナ

気づいているけれど、お金を稼ぐためには必要なかったという意味で、不要論を唱える人もいるので、一概にそうとは言えないんだけどね。でも、お金を中心に考えるのなら、高校なんて行かなくてもいいのにと思ってしまうね。

林太郎
林太郎

高校は義務教育じゃないっていう前提に立っているからですよね。

majime
マジマナ

その通り。私は基本的に高校の内容は日常生活に使うかどうかという視点では考えていないんだ。むしろ勉強をする過程で身につけた思考力や楽しさを応用できるようになればいいと思っています。

林太郎
林太郎

そうなんですね。

majime
マジマナ

とはいえ、お金関係の発想を毛嫌いしているわけではありませんよ。お金の勉強もしています。今回はお金に絡めた表現で説明してみましょう。「高校の勉強は投資と借金」です。

 

高校の授業内容を習得するのが投資!

 

高校の授業内容を投資にたとえてみましょう。高校の学習内容は定期テストや模擬試験や大学入試の試験の時に、どれくらいできるかを試されます。必要な知識は試験によって異なります。知識の量をお金だと考えましょうか

 

定期テストでは10万円分の知識が必要だとします。そこまでに10万円貯めたら100点です。スタート地点は学校のみんなと同じ位置です。0からスタートして10万円貯めます。定期考査まで2ヶ月、つまり60日だとしましょう。1日1666円貯めないといけません。もちろん授業ではテストに必要な知識を伝授されるので、毎回の授業で1666円もらえるとします。

 

その1666円を使わずにキープできたら、定期テストで満点です。ところが、お金は生活する中で使ってしまいますよね。勉強は復習をしなければ、忘れることを考慮すると1000円くらい使ってしまう状況です。手元に残るのは666円です。666円×60日は、39960円です。約4万円10万円のうち4万円弱なので、欠点になってしまいますよね。

 

しかもこの考えは授業をまともに受けた場合です。予習をしていなければ授業でもらえる金額が下がります。復習をしなければ、消費してしまってお金がなくなります。予習と復習で10万円を維持する必要があるのです。

 

これが入試になると、学校で習ったこと+αあります。定期テスト5回で1年間なので、3年間で15回分あったとします。つまり、入試までに学校の知識150万円分と入試対策で+50万円分くらいの用意が必要なのです。

 

ここで、普段から授業内容を習得して150万円に近い金額を貯めておくと、本番の時に使えるお金になるのです。授業内容の習得に加え、+α勉強をして、資金を増やしておくと、入試対策の時に有利に働きます。つまり、勉強をしておけば将来的に使えるようになるので、投資と同じ役割を担うわけです。

 

ひかり
ひかり

+αは投資になるわけですね。普段の学校の勉強も将来的に使うタイミングが来るので役に立てることができるのですね!

 

 



高校の授業内容の取りこぼしが借金!

では、さきほどの例で考えてみますと、毎回ある程度の勉強をして欠点ではない状態を維持したとしましょう。

 

ひかりちゃんは、定期テストで平均80%を維持しました。林太郎君は60%を維持しました。この例を元に考えると、ひかりちゃんは一回のテストで8万円分になります。2万円赤字です。林太郎君は4万円の赤字です。ところが、これを積み重ねるとどうなるでしょうか?

 

ひかりちゃんは一年で10万円分、3年で30万円分になります。つまり定期テスト3回分の赤字ですね。林太郎君は一年で20万円、3年で60万円分になります。つまり定期テスト6回分です。これは1年以上の赤字です。

 

これは定期テストでの取りこぼしですが、入試の内容と重なってきますので、受験勉強しようと思うと、ひかりちゃんは30万円分、林太郎君は60万円分、多く勉強しないとスタートラインに立てないことになります。これはまさに借金です。その場では何とかやりくりしたのですが、入試の時に精算しないといけないわけです。

 

借金の量が多いといくら勉強しても借金の少ない人にはなかなか追いつけません。これが同じ学校の中にいても、勉強量で結果が比例しないように見える原因なのです。通常の取り組みが結果に表れてしまうのです。

 

林太郎
林太郎

受験勉強をそれほどしていないように見えても、普段の取り組みがしっかりしているから追いつけないんだな。天才とか思っていたけどそうじゃないんだ。

 

 



大学の難易度によって必要な資金が異なる

大学入試に必要な金額を150万+50万と設定しましたが、これは大学によって異なります。自分の通っている学校の中間層が行く大学を設定して考えてみました。よって、自分の行く学校から行きたい大学に進学しているのが、上位層だとした場合、必要な資金が高くなってしまいます。

 

例えば、さっきと同じ条件の学校だとして、必要な資金が500万だとしたらどうしますか?授業で得られる知識は150万しかないのです。350万円を自力で獲得しなければなりません。これはかなり厳しいですよね。

 

そのためには、早いうちから勉強をして資金を貯めていく必要があります。そのために塾に通ったり、通信教材に取り組んだりすることになります。それが先行投資になるわけです。この先行投資は、現実のお金よりも大きくなって返ってきます。先に分かっている状態で勉強を進めるとかなり有利になりますからね。

 

行きたい大学と通っている高校のレベルを考えて、必要な勉強量は変わってきますので、早い段階から準備していくようにしておきましょう。

 



さいごに

今回は「投資と借金」にたとえて書きました。受験勉強をいつ始めるかという話題が良くあります。2年生の1月を受験0学期として考えて勉強するパターン(1年間勉強できます)、3年生の4月を受験スタートと考えるパターン(中期決戦。公募・AOは数ヶ月しかありません)、3年生のクラブ引退から始めるパターン(短期決戦。公募・AOは壊滅的。指定校推薦を取るか、最後まで入試でねばるか)が多いです。

 

どのパターンがいいかというのは、人それぞれだと思っています。先行投資を十分にして、借金が無い状態であれば、短期決戦も十分にあり得るでしょう。しかし、借金まみれで先行投資していない状態であれば、2年生の1月でも十分遅いということになってしまいます。早いから良いというのは見た目の問題であって、実質的な問題とは言えないのです。

 

どこでスタートを切るかは本人次第です。状況を振り替えてみて、スタートラインを決めてみてはいかがでしょう?

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