小論文の書き方 やりがちなミス⑤ 敬語
小論文の書き方 やりがちなミス⑤ 敬語
小論文の添削を通して、よくあるミスを紹介していきます。自分の小論文でやってしまっていないか確認してみましょう。
敬語
小論文に書き慣れていないと、相手に伝えるには丁寧にしなくてはいけないと思ってしまい、敬語を使ってしまう人がいます。その人は文体も「です・ます調」で書いてしまっています。
これらは不要です。通常の表現で大丈夫です。
敬語を使っていないつもりでも、敬意を含んだ表現を使ってしまう人もいます。
例えば、「お客さん」です。店員の立場にある場合の「お客様」という表現はさすがに敬意があると分かるようですが「お客さん」にも敬語が含まれています。この場合「お~さん」です。通常表記は「客」となります。
このように「お」を頭につけるものは「美化語」と言います。あまりにも日常に溶け込んでいますので、使っていることに気づかないことが多いです。書き上げた後に使ってしまっていないかチェックするようにしましょう。
参考例