小論文の書き方 やりがちなミス⑨ 誇張表現
小論文の書き方 やりがちなミス⑨ 誇張表現
小論文の添削を通して、よくあるミスを紹介していきます。自分の小論文でやってしまっていないか確認してみましょう。
誇張表現
小論文を書くとき、自分の考えや主張を強調したい気持ちが先立って、強調表現を多用してしまう人がいます。
強調表現はここぞという時に、使う分にはいいと思いますが、1度きりにしておいたほうが良いでしょう。(私は基本的に使わないことをおすすめします)
誇張表現の例を確認しておきましょう。
ノーマル → 誇張表現 → 誇張表現②
「~である」 → 「~のである」
「~だ」 → 「~のだ」 → 「~なのだ」
「しかし」 → 「だがしかし」
他にも副詞などを付けて強調する場合に気をつけたいもの。正しく使えば大丈夫ですが、強調のためだけに付けるとNG。
「まさしく」
「まさに」
「こそ」
表現として誇張になりやすいもの
「~といっても過言ではない」
以上の表現を2つ以上使っている場合は危険ですので、しっかりと見直しましょう。