古文の勉強で苦労したところとは!?
古文の勉強で苦労したところとは!?
古文の勉強って大変です。覚えることがいっぱいあって……
確かに覚えることが多いね。前回でも覚えることが嫌なことの上位にあったからね。
覚えるのが嫌なのはどうしてなんでしょうか?
単純暗記が発達段階においてしにくくなっているからだよ。みんなの脳は確実に成長していってて、ただ覚えるのは大変なんだ。
中学校までの勉強方法では、太刀打ちできなくなっちゃっいました。
それもそうだね。勉強方法は脳の発達に合わせて行わないと上手くいきません。
難しいなあ。
では、今回は古文で苦労したことが何だったのか見ていきましょう。
1位 単語
もうやっぱりという感じですね。好きなところ、嫌なところ、苦労したところすべて上位です。もはや、古文の神髄は単語にあるのかもしれないですね。
これはやはり覚えたり、理解したりが難しいのでしょう。文脈によって意味も変化しますので、そういう練習も大変なところの一つでしょう。
2位 覚える
覚える系も上位ランクインですね。結局古文の大半が覚えることだと思われているのですね。確かにセンター試験では、古文漢文は覚えるとほとんど点数が取れるので、暗記科目のように言われることがあります。しかし、センター試験はこれから変わっていくので、もうその方法も使えないかもしれないですね。これからはきちんと読み解く練習が必要になってくるでしょう。その中でも覚えることがたくさんあるので、気をつけていきましょう。
3位 現代語訳
これまであまりランクインしていませんでしたね。現代語訳は苦労すると思います。研究の分野でも現代語訳をどこまでするのかが大変重要になってきます。意味が通ればいいというレベルから、当時の言葉の使い方を調べた上で正確に訳をするまで、レベル差があります。
それに現代語訳が嫌いなところにランクインしなかったのは、苦労はするけど、出来たら嬉しいとか、本文が分かるから楽しいに繋がるのでしょう。難しいけどやりがいのあるのは現代語訳なのかもしれないですね。
現代語訳はあちらこちらに記されているので、今では検索すればある程度見られるようになってきています。理想としては授業の前に現代語訳を見ておいて、ある程度理解しておいて、そこから授業で深掘りできると良いですね。
でも最近は、深掘りをせずに表面をなぞって理解したつもりになっている授業が多いです。それでは、ただの暗記科目と化してしまいますので、本来の楽しさ、面白さを取り戻していきたいところです。
4位 文法
やはりこれもランクインですね。でも、トップではなかったです。私はてっきり文法だと思って、文法の教材を良く作っていましたが、それほどなのですね。教える側はここにポイントを置いて行っているので、その分少ないといえるのかもしれません。
それとも、英文法があるから、それに比べればマシと思えるのか、文法の練習が出来ているから習得できるのかもしれません。文法教材よりも単語に力を入れた教材を考えていこうかと思わされる結果でした。
項目がほとんど一緒だな。古文のミソはここにあがっている項目なのかも!
さいごに
今回の意識調査ではっきりしましたが、好きなところ、嫌なところ、苦労したところ、ほとんど同じ項目でした。こう考えると不思議ですよね。むしろ、今回上がった項目を全部押さえられればクリアできる可能性を示唆していると思います。
こう考えると古文の勉強は何をすれば良いのか、項目ははっきりしているのかもしれないですね。これが必要だと言うことは分かっているけれど、それをうまくやるためにはどうしたらいいのか分からないってことですね。
勉強に近道はありません。覚えることは地道に覚えていくしか無いので、暗記力を高めることが必要です。最低限覚えないといけないものは覚えるしか無いですからね。でも、暗記力は鍛えれば伸びます。だから、最初は苦労するかもしれないけれど、学習の過程で進歩できるので、着実にステップアップしていきましょう!