勉強法! 高校生のノートの使い方 英語編!
勉強法! 高校生のノートの使い方 英語編
英語のノートってどうやって取れば良いんでしょう?
英語の授業ノートのこと?
はい。そうです。
英語の授業用ノートは、先生からの指示がある場合が多いと思います。本文を写して、文法や訳が書き込めるように指示されるのではないでしょうか?
そうなんですけど。なんだかいまいち見直しても使いにくくて・・・・・・
もし、自由にカスタマイズしていいのなら見やすい風にする必要があるかな。古文のノートの取り方に近いものがあると思うけど・・・・・・
教科書に直接書き込みたいけど、ダメって言われること多いんだよなあ。
それならば、ノートの配置を考えて上手く調整してみよう。
今回は英語のノートについて教えてくれるんですね!
そうなりますね。では始めましょう。
勉強法 高校生が使うノート
まず英語のノートについてですが、中学生の時は罫線が4本くらい入ったノートを使うのでは無いでしょうか?英語の形をマスターするために、独特の罫線が引かれたノートを使うと思います。
しかし、高校生になると、普通の大学ノートを使うことになると思います。横の線が入っているだけのノートです。一行に英文を書いてもいいですが、かなり詰め詰めになってしまうので、2~3行を使って書くと広々と書けるでしょう。
AとBの形式があるのですが、A型ノートの方が、一行が広いので余裕を持って書くことができます。ノートを買うときに、表紙を見て確認してみてください。
ちなみに裏写りの少ないノートを使うことをおすすめします。ホームセンターの独自ブランドの安いノートは裏写りがすごくて、使い物にならないときがあります。コクヨなどのメーカーのノートを使うと良いでしょう。
あとは、ノートのストックが無くならないようにしておきましょう。ノートのストックがなかったり、余裕が無かったりすると、詰め詰めに書いてしまいがちです。余白の無いノートは見るのが大変です。余裕を持ってノートを作っておき、あとで気づいたことを書き込めるようにしておきましょう。
英語のノートは普通の大学ノートでいいしょう。しかし、使い方には注意してくださいね。中学校の時のようなノートを準備しなくていいですよ。
普通のノートを大学ノートっていうんですね。高校生なのに大学ってちょっと大人になった気分です。
勉強法 高校生の英語のノート
英語のノートをいくつか見せてもらったことがあるのですが、出来る人には出来る人なりの、出来ない人には出来ない人なりのはっきりとした共通点がありました。
英語が出来る人のノートは、書き込みが適度にしてありました。左のページに英語、右のページに日本語になっているものもあれば、上半分に見開きで英語を続けて書いて、長い一文も一行で表示して、下半分に日本語が書けるようなものもありました。
英語の一文が長い場合、改行するとつながりが見えにくくなりますよね。改行しても慣れていけば、気にならなくなるのですが、慣れないうちは見開きで書くというのも一つの手だと思います。
ちなみに、英語の部分には英語の書き込みだけします。日本語の部分は日本語だけ書きます。そうしておくと、テスト前に下の部分を隠せば、英語から日本語の復習ができます。逆に上の部分を隠せば、日本語から英語にする練習が出来ます。
こういう風にテスト対策ができるノートが仕上がっています。書き込みが適度にしてあるというのは、先生が説明したものの中でも、知らなかったものはしっかりと写し、知っているものは簡単なメモ程度にしているということです。定期テストは先生が説明したところから出やすいので、それが分かるようになっていました。
逆に出来ない人のノートは本当に色々ありました。まず、びっしり書いてあるタイプです。文字も詰め詰め、内容も詰め詰め。ある意味真面目なのかもしれませんが、何が重要で何が重要で無いか全く分からない状態です。玉石混交状態です。
それに、この状態では、あとで書き込みが出来ません。初めて習ったのか、前にも習ったのか、+αできることがないか、そういったことが書き込めないのです。こういうタイプのノートを取っている人は要注意です。
また、逆にスカスカタイプもあります。教科書の本文写しはやっているのですが、小さい字で端っこにまとめて書いてあります。もはやなんて書いてあるのか読めないですし、改行もむちゃくちゃです。例えばですけど、英文の改行は単語単位で行いますよね。
I am a high school student.
これが行末にあったとします。で改行するのなら、
I am
a high school student.
というような改行が望ましいですよね。ところが出来無い人は、
I am a hi
gh school student.
このような改行をする人がいるんですね。あり得ませんよ。せめて単語単位で改行しましょう。できれば、句で区切った方がいいです。句というのが分からない人は、「句と節」の勉強をしましょうね。
あとは、スカスカなのは、授業を聞いていないか、板書を写していないかして、スカスカなのです。これでは定期テスト対策がなかなかできません。塾で教えているときもそういうノートを持ってこられるとこちらも予測が立てにくく苦戦しました。
ということで、出来る人と出来ない人はノートがはっきりと異なりますので、英語が出来ない人は出来る人のノートを見せてもらって真似するといいでしょう。
出来る人はノートからして違うんですね。英語に強い人のノートを見せてもらおうっと。
さいごに
さて、今回は英語のノートの話をしてみました。本当に出来る人と出来ない人では全然違うんですよね。ノートの作りが悪いっていうのもあるのですが、授業を理解出来ていないので、何をノートすればいいのか分からないのでしょう。
私の英語のノートは上に本文、下にノートでした。高校生の頃はB5プリントに英語を印刷しておいて、上段と下段に分けていました。古文と同じでノートではなく、パソコンで作ってやっていました。タイピングスピードが速いので充分間に合っていました。
予備校時代の英語のテキストも同じような作りだったので、上に本文下に注意書きでした。訳は特に書きませんでした。先生が書いたところや注意するように言ったところだけ書いていました。
しかし、授業とは別に暗記ノートも作っていました。左に英語、右に日本語。英語の所には関連する内容を書いておいて、それも全て再現できるように暗記しました。一ページに6~7つの例文でした。
単語や文法の暗記も大切ですが、英語は例文暗記も必要です。英語がいまいち伸びない人は例文暗記も視野に入れてみましょう。