05 勉強法! 英語長文の予習・復習のやり方
勉強法! 英語長文の予習・復習のやり方
英語長文の予習って古文と同じくらい時間が掛かるんですよね。
英語長文の予習は少し時間がかかりますが、一回やればしばらく持つので、それほど大変ではないはずですよ。
えー結構掛かりますよ。先生お得意の調べて出てくるっていう手は使えないですよね?
お得意って・・・確かに使えませんね。
じゃーやっぱり時間掛かるんじゃないですか?(まぁ、俺は予習しない派だけど)
英語が得意な人の予習方法もありますが、苦手な人は真似しづらいので、最低限押さえておけばいいポイントに絞って説明しましょう。
おねがいします!
英語長文の予習は調べる?
英語長文の予習は皆さんどうしていますか?教科書の長文って、ある程度のパラグラフごとに分かれています。一ページに全文が載っていることは少なく、複数ページにまたがっています。一ページごとに予習をして授業に臨むという方法が多いのではないでしょうか?
一ページごとに予習をしていると、思ったよりも速く授業が進んでしまって、予習が追いつかないという事態に陥ってしまいます。そうなるとその部分の授業について行けなくなります。特にテスト前になると、猛スピードで進むこともあり得ます。(私は英語のテスト範囲が文章の途中で終わることに反対しています。授業を計画通りに行えないことを反省するどころか、当たり前になっている現状があるからです。)
さて、予習ですが、一つの文章は一回でやりきりましょう。でないと、細かく分けると、時間を多く使ってしまいますからね。1~2時間で4ページ分くらいするつもりで臨んでください。
まず、本文を一読しましょう。音読が良いですが、読めないところも出てくると思います。その単語に印を打ちましょう。また読んでいて意味の分からない単語も○印をつけて調べられるようにしておきましょう。現代文と近い感じです。
音読が終わったら、辞書で単語調べをしておきましょう。英語の場合も複数意味がありますが、大体よく似た意味が多いので、わかりやすいでしょう。判断が付かない場合は、「分からないことリスト」に挙げておきます。
あとは、文法です。その単元で使われている文法を自力で見抜けるなら良いですが、難しい場合は教科書の下の注意書きのところか、単元の終わりに挙げられている文法事項を見てください。その単元で必要な文法が挙げられています。そこに載っていることを文法の参考書で調べたらOKです。
あとは、調べても分からなかったところ、本文の意味が取れなかったところ、分からないことリストに挙げておいて、授業に臨みましょう。そこを中心に話を聞けば授業での理解度がグンと上がるでしょう。
これで、しばらくは持つはずです。少し時間の取れるときを見計らって予習していきましょう。
週末にまとめてやっておくと、平日が楽になりそう。
英語長文の復習は音読をメインにしよう!
復習については、音読をメインにやるといいでしょう。一昔なら、「黙読をしながら、文法事項や本文の意味をスラスラと思い出せるようにする」という復習方法を勧めていました。英語の試験は、「読み、書き」がメインだったからです。
しかし、最近の英語の試験傾向が変わってきて「話す、聞く」が増えていくと思われます。学校の試験はなかなか変化しないかもしれませんが、入試はどんどん変化するでしょう。その時のことを考えて、「音読」をして、「話す、聞く」の能力を高めておこうということです。
「音読」の際には、単語の意味、文法、話の流れを思い出すようにしましょう。そして、スラスラと読めるようになるといいですね。文法の所は、例文ごと覚えてしまうのがベターです。そうすると、単語を置き換えられても見抜くことができます。
本文全体を書く必要はありませんが、新出単語やややこしいなと思う単語はスペル確認のために手で書いて覚えましょう。頭で覚えるのでは無く、手で覚えるのです。手が勝手に書いてくれる感覚になれればOKです。
入試が変わる時期なのか。
予習・復習の割合
予習は事前にまとめてやって、復習は授業が終わった日に細かく復習しておきましょう。時間の割合としては「3:7」くらいです。予習は1回で少し時間は掛かりますが、ある程度溜めておけます。復習は進んだところで出てきたものや本文の音読になりますので、毎日しっかり復習しましょう。
ちなみに、予習で本文写しが指示されている場合は、仕方ありません。写してください。別にどちらでも良いという感じであれば、教科書の本文をコピーしてノートに貼り付けましょう。古文の時と異なり、英語は細かく文章を分けてくれているので、半ページのコピーがノートに貼りやすいからです。そうすれば予習の時間をぐっと短縮できます。
教科書に書き込みタイプでも構わないと思います。英語は比較的書きやすいので、単語の意味くらいなら直接書き込み、説明のある文のところならば、①とか番号を振って、その内容をノートに書けば良いでしょう。どことどこが関係しているのか分かるようにしておけばOKです。
予習・・・・・・一つの文章は一回で。調べたことはメモをして、分からないことをピックアップする
復習・・・・・・授業後に毎回行う。音読を中心に授業内容を思い出せる世にする。
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